こーすけ5歳










保育園つながりで、
現在27歳の先輩ダウンさんの
お父さんと知り合いになれた。

偶然、
会社が同じだったお父さん。



産まれたときのことを話してくれた。


産まれた当日に
ダウンの疑いがあり、
心臓に穴があいて心臓弁の状態が
よくないので、明日総合病院へ
転院させます。
と言われたそう。



成長しても知的な遅れがあると先生から言われ、そんなかわいそうなことなら、今のうちに死んでしまった方がこの子のためになると考えていました。

という話を聞いて、私も同じだったと
思い出しました。


そのお父さんは、
今思えば、この子のためではなく
自分が子どもの障害を受け入れられなかったから、こんなことを考えていたのだと分かります。
とおっしゃっていました。


現在その子は、自転車に乗って元気に作業所へ行っているそうです。


要は「元気に育ちますよ」


と教えていただきました。




涙が出そうでした。




私も
産まれて様子がおかしいと
救急車で転院。
3日目にダウンだと分かった。




会いにも行けなかった。

会いに行っても、触れなかった。


涙が止まらなかった。






そのときの思いを思い出した。








今は

色んなことができるようになった。


お話も一生懸命
しようとしてくれている。



できることが増えて

笑ってくれて



成長している。





どうせ早く死ぬなら、
たくさん気持ちいい風や空、
楽しい世界を見せてあげよう。



そう思って、
外に連れ出せるようにもなった。




保育園にも通えるようになった。





次は小学校。








1つ1つ、親も一緒に
乗り越えていく。。