最近、除草剤のラウンドアップについて、取り扱い店に直接交渉に行ったり

電話かけしてきた経緯を書いています。前回は、ドラッグストアの事を書きました。

その時「化学物質過敏症」の事に少し触れましたので、今日はそれについて

書いてみたいと思います。

 

私は化学物質過敏症(Chemical Sensitivity :CS) という診断を受けた訳では

ないのですが、家の中にある香料付きのものが全てダメ、またお隣の家からくる

とんでもない柔軟剤?の臭いに耐え難く、毎日の生活が穏やかではない、

という時期がありました。それで、調べてみると、「CS」「香害」 というものが

かなり社会問題になっている事を知りました。

 

不思議に思ったのが、CSという概念が病名として固定化されている事です。

病院に行けば、「あなたはCSですね」と診断されて、お薬が処方される

かもしれません。しかし、正直な話、 国や、医者、製薬会社、洗剤企業が

儲かるだけです。

なぜ、最大の原因となっている、「香料」そのものに規制をかけないのでしょうか?

 

まず、国も企業もそれをしません。

 

そして、化学物質に敏感に反応する「正常反応」を「病気」とするその誤魔化しは

なんなのでしょうか? 

 

そうは言いながら、実は私は以前薬剤師として働いていました。

でもこの業界が合わずに辞めてしまったのです。

現役を離れ随分と経ちますし、私の考えが全て正しいとは言い切れませんが、

思いつく原因と対処法を考えてみたいと思います。

 

**********

 

CSは病気というよりは、「自律神経の乱れ」によるものだと私は思っています。

正確には「自律神経失調症」という言葉がわかりやすいかもしれません。

嗅覚というのは、器官の中でも原始的で生存に不可欠な感覚とされて

いるそうです。ですので当然、異臭がすれば、異物ですから、体は

それを避けようと何らかの生体反応を起こします。

 

また、個体差で反応の仕方が違ってもきます。

私の場合も、私一人が臭いに耐えられず、周りは平気という事がよくあります。

それで、少数派の私の方がおかしいという扱いなのですが。。

それが病気なのでしょうか??

納得がいきません。

 

まず「香害」の原因 とよく言われる、柔軟剤等に含まれる匂い成分が

体に与える影響ですが、

この 「匂い成分=化学物質」が、嗅覚を刺激して体はストレスを受けます。

そして自律神経のうちの「交感神経」が過剰に働きます。

次に、その働きを抑制するために、さらに反作用として「副交感神経」が働くという

事が起こります。

 

日頃のから、のんびりしていて、部屋にこもりがち、運動不足の人は

「副交感神経が優位」な体質で、リンパ球が多く、アレルギー反応が出やすい

という事はあるようです。

私が臭いに過剰に反応していた時は、精神的にも落ちていた時だったと思います。

倦怠感もいつもありましたので、アレルギーが出やすい体の状態

だったのかもしれません。

 

自律神経については、詳しくは次のブログに書きましたので

引き続きお読み頂けたらと思います。 

 

結論として、 CSの症状に対処するには、「自律神経のアンバランスを正常に戻す」

事が症状の軽減もしくは改善につながるかと思います。

 

また「自律神経と免疫」は相互関係がありますので、自律神経が安定していれば

免疫も安定して高く、外からの異物に対して素早く抵抗できる体でいられます。

 

それで、今回は

具体的に、私が試してみて良かったものをご紹介したいと思います。

 

 

**************

 

①【冷えとり健康法】/進藤義晴Dr

 

 

冷えとりとは、靴下の重ねばき(絹→綿→絹→綿→)をします。

絹にはデトックス効果があり、綿はそれを吸着してくれるそうです。

 

重ねばきを続けると、自分の体の悪い部と関連する場所(靴下の)が破れてくるという

不思議現象が起こります。

 

例)かかとの破れ→泌尿器・婦人科系 の問題。

 

重ねばきで「頭寒足熱」の状態をいつも作ります。

この頭寒足熱状態が、全身の血液循環を良くします。

 

重ねばきによる冷えとりを続けていくうちに、奥にある冷えが出てきます。 

人によって、めいげん反応が様々あるようです。

 

私の知っている人は、靴下10枚を履いても冷えていたのが、突然下血して、

それ以来、だんだんと症状が良くなっていったそうです。

ガン細胞か何か、悪いものが出て行ったのだろうとおっしゃっていました。

 

単純なようでいて、中々すごい効果があります。

でもこれは医療行為ではありませんので。

薬事法に違反するので、○○に良いとは言えません。

 

私自身は「冷えとり健康法」を始めて、とても体調が良くなりました。

今でも臭いには敏感ですが、過剰に反応してイライラしてしまう

事がなくなりました。

 

商品の購入は 、「シルクふぁみりぃ」さんが 靴下からインナーまで

お手頃価格で販売しています。靴下だけではなくインナーも併せて着て

頂くと、気持ちが良く、代謝も良くなります。

 

特に、体調不良が続き、良い改善方法が見つからないという方は

一度お試しになってみて下さい。

天然繊維のふんわりした温かさが、24時間サポートしてくれて

いるようで精神的にも安心感を与えてくれますよ。 

 

靴下は、シルクヘンプの混合の「2枚重ねばきセット」が丈夫で◎。

 

その他、「正活絹」はお値段は少し高めですが、商品が丈夫です。 

色々な会社が類似のものを販売していますが、

ポリエステルなど化繊を混合していないものをお勧め致します。 

 

****************

 

②【安保徹先生の本】

 

自律神経と免疫の関係については、安保徹先生の本がおススメです。 

先生は、多くの病気の原因は「自律神経の偏り」によるものと言われています。

高血圧、糖尿病、ガン、透析、膠原病などの解説もされています。

全ての病気の原因はストレスで温める事で改善されるそうです。

 

YouTube動画に先生の講演会がいくつかアップされていました。

著書も多数あります。

 

③ 湯たんぽを使う

 

安保先生も勧められていますが、足元に置いたり、肘、お腹を温めたりは効果的です。

精神的に辛い時でも、血流を良くする事で随分と楽になれます。

 

温めると「副交感神経優位」になり、免疫も上がります。

災害時にも役に立つアイテムですね。直火で温めて可能です。

その時は蓋は開けて下さいね。

 

 

****************

 

④【洗濯】

 

以前は シャボン玉石鹸を使っていましたが、今は「セスキ炭酸ソーダ」

で洗濯をしています。汚れが酷い所は、石けんで部分洗いします。

かなりマルチに使えます。

 

 

これは最新版

 

***************

 

⑤【スキンケア】

 

髪が癖毛で悩みなのですが、 シャンプー・リンス、石鹸洗いを全部やめて

この方法で洗いはじめてから、初めて自分の髪の毛が好きになりました。 

 

 普段は  

 

 重曹➕クエン酸➕水を混ぜて→炭酸水を作り洗います。

 

最後にクレイ(ガスール)でもう一度洗っておしまい。  

 

髪の毛はサラサラになるし、何より何日経っても

ベタつきがなく、気持ちが良いです。(石鹸は油なのでベタついてきます)

 

顔も石鹸を使って洗う事は稀です。手ぬぐいや布を使って洗います。

これは、お肌の常在菌を取りすぎない事で、肌バリアーを保つためです。

体も同様に、石鹸等でゴシゴシと洗い過ぎない事が大事だと思います。 

 

 

 

 

 **オススメコスメ… ガスールなどクレイ商品を扱う「ナイアード」さん。

ねんどシリーズのローションを使っていますが、お肌しっとりで気持ち良いですよ。

  

 

◯なすの墨や焼き 歯磨き粉

 

 

************ 

私の選ぶ基準は全て、「 口に入れても 大丈夫」 なことです。 

 

今使っているシャンプーやリンスで顔を洗ったり、

口に入ってしまうと 「気持ちが悪いな」と思うなら、

それは使わない方が良いと思います。

洗剤も同じですね。 

 

また、販売している会社の理念や、商品の開発・取り扱いまでの

ストーリーがあるかどうかもHPでみてみます。 

 

大手メーカーでブランド力があり、 TVCMや広告に載っているから

という理由だけで商品を選ぶのではなく、小さくても、良質で、

環境に配慮した会社と思われるならば、そちらの商品を選んでみませんか? 

 

商品が良かったら、またそれを口コミで広げてみるのも良いと思います。 

日本原産で、埋もれている素晴らしい地方の商品があるかもしれませんよ!

 

大量生産している外資の会社よりも、日本の良質な地場産業を買い支えましょう!

 

************

洋服は化繊ではなく綿・麻・絹の天然素材がおすすめです。

麻には電磁波を防ぐ作用があると聞いた事があります。

布は「大薬」と東洋医学では見なされているそうです。

草木染であればさらに良いでしょうね。

京都に本店がある「うさと」さんは全ての条件を満たす服があります。

各地域で展示会が巡回していますので、興味のある方は

うさとHP  でご覧下さい。 

 

****************

【食べ物】

 

体を冷やすものを食べない。

季節外れの野菜、多量の酸化された揚げ物、砂糖菓子、南国フルーツ、

添加物 など は避ける。

 

 食品の「陰」「陽」の考え方はマクロビの考えが参考になります。

私は以前は菜食でしたが、今は動物性のものも食べます。

 

最近全ての調理に土鍋を使っていますが、これも食べ物により「陽性の力」が加わるので

体質が虚弱な方は、利用されてみると良いかなと思います。

(伊賀焼の黄瀬戸○)

 

*********

 

⑨【その他】

 

○過敏になって「交感神経が上がっているな」と感じる時は、 

ゆっくり歩く 、ゆっくり物を置く、ゆっくり食べる、ゆっくり〇〇

という動作を意識して、副交感神経神経が優位になるように

バランスを取ります。

 

○気がついたら、深呼吸する。

 

○ゆっくり噛む。

マクロビでは50回かむようにとよく言われますが

せっかちな私には無理なので、唾液を出す事が良いことから、噛み締め

味わいながら食事をする事を意識します。これも自律神経の乱れを整える

のに効果ありだと思います。

 

*************

 

あくまでも私のやり方なので、CS の方の生活環境や、元々の体質など

色々な要因でなかなか改善できない場合もあるかもしれません。

 

本当は、全ての化学物質を規制する事が本筋ですが、

金儲に目が眩んでいる人たちには、毒を撒いている事に気がつけない

ようで、残念ですね。

 

私は今、問題になっている ラウンドアップ(成分グリホサート)

に焦点を当てて、なんとか世間にもこの反乱する化学物質に対して

問題意識を持ってもらいたいと思っています。

販売店等に 問い合わせしましたが、私一人がそうした所でなんら影響力は

ありません。それでぜひ皆様にも、安全性の問い合わせをして頂きたいのです。 

(過去ブログ:ラウンドアップ参照)

 

問題の底辺は繋がっていますので、各種の問題を切り離して見ずに 

その背景を深く突き詰めて、情報を収集し、拡散して頂きたいと思います。 

私もどうやってこの化学物質を規制させる事が出来るのかと、

全然わからない状態です。

ですが、諦めずに、わかった事はこれからも ブログに書いていきますので、 

また、お読み頂ければ幸いです。

 

 

次回は「自律神経と免疫」について書いてみたいと思います。

 

 

それではまた。

 

 

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。😊