モールテックスの館
この春、一ヶ所の現場では最大の面積となるモールテック仕上げのお仕事がありました。
場所は真駒内滝の霊園内にある「頭大仏殿」という場所。
初めて現場打合せに見に行った時の写真です。
真ん中にぽつんと見えるのが大仏様の頭。
こちらは安藤忠雄さんによる設計です。
真っ直ぐに中をくぐっていくと、
どーんと大仏様が鎮座されていらっしゃいます。
こちらの大仏様の脇に、この5月にオープンした「ロタンダカフェ&ストア」
こちらの内装のモールテックス仕上げを施工させていただきました。
こちらの現場は壁、カウンター、収納、扉、見えるところはすべてモールテックスと言っても過言ではない、
まさに「モールテックスの館」とでも言いましょうか。
下地はいつものようにベニヤ板とプラスターボードです。
これがモールテックスで仕上げられると〜
コンクリート仕上げに早変わり〜
見た目は重厚感ありとても重そうに見えますが、実際は軽いので移動も楽ちん
とてもベニヤ板で作られているとは見えません
これがモールテックスの魅力
什器の引き出しもすべてモールテックスです。
一つ一つ、細かい仕上げを行っていきます。
スイング扉から、什器の引き出し、扉まですべてモールテックス仕上げ。
扉を開くとこんな感じで〜す
今回の仕上げは壁の面積も大きかったので、細かい柄では遠くから見るとただの無地にしか見えないので、柄も大きめに出す計画としました。
壁と一体となった、大きな扉もモールテックス仕上げ。
これ実際に本物のモルタルなんかで作ったら、重くて大変ですが、この扉も下地はベニヤなので扉の開け閉めも楽ちんです。
外周部の壁面すべてモールテックス仕上げ。
こちらの写真、モノクロに編集しているわけではございません。
ふつ〜にカラー写真なのですが、モノクロに見えるほどモールテックスだらけ〜
場所は下の写真左側に見える、丸い屋根の建物です。
ラベンダーが咲く時期にはこんなに素晴らしい景色になるそうです。
是非、私もこの時期に見に行こうと思っています。