続いても上村松園の作品。「男舞」です。男性の装束で勇ましく舞う姿は松園作品ではめずらしく、装飾品も他に見られない派手なものなので楽しく描き進めることができました。

以前2点ほど上村松園の美人画を模写したのですが、最近画集を購入したので、さらに何点か選んで模写しようと思います。

松園の美人画は顔のパーツの配置で表情がまるで違ってきます。原画を穴の開くほど見つめて仕上げたのがこの作品です。

だいぶ以前鎌倉大仏を描いたのですが、出来栄えがいまいちだったので今回再挑戦しました。

大仏の色調と顔の表情をよりリアルに表現し、季節柄大仏の脇には満開の桜を配置してみました。

ちょっと遠目から望遠レンズで狙ったようなショットですが、風景も大きく取り込むことで鎌倉の空気感も少しは表現できたかと思っています。

これまで国内の有名建築物を描いてきましたが、今回は門司港駅です。

鉄道駅で国の重要文化財に指定されているのは東京駅と旧大社駅、それにこの門司港駅の3つのみです。大正3年に完成したネオルネサンス様式の駅舎は重厚感に満ちていますが、意外にも実は木造なのだそうです。

 

 

昔バンコックの土産物屋で購入したタイの菩薩像を練習がてら描いてみました。

真正面でなく斜め下からのアングルに変えるだけで難易度が数倍アップします。顎のラインは何とか満足いく仕上がりになりましたが、乳房のラインはいまいち課題が残りますね。