非電化工房の藤村さんが「月3万円ビジネス」という本を書いています。
女。MG さん という方が見事に要点をまとめていらっしゃるのでコピーペースト。
http://d.hatena.ne.jp/iammg/20111019/p1
藤村氏が提案するユニークな方法の一部をここで紹介しよう。
●月3万円しか稼げない
1つのビジネスで月に3万ぐらいしか稼げないので、競争から外れている。
●いいことしかやらない
人や社会が幸せになることしかやらない。
●いい人しかやらない
「いいこと」で月3万しか稼げないビジネスをやる人はきっと「いい人」
●いい人しか買わない
いい人は大らかなので、細かい所まで気が回りません。商品の完成度に難がありそうです。そんな商品を買ってくれる人も、きっといい人でしょう。
●月3万円のビジネスを10個
月3万円ビジネスを10個つくれば、生きていける。
●支出の少ない生活スタイル
衣、食、住、エネルギー、医療、情報、娯楽、教育、交通の9つのカテゴリーと年金、税金のし支出を極力減らす。
●「副業」ならぬ「複業」
競争から外れたビジネスなので、暇な時に空いた場所でやれるので、複数を同時にこなせる。
●分かち合いのビジネス
競争しない。多く稼げる見込み上がればノウハウを仲間に教えてあげてある。
●月に3万円しか稼がない
頑張ればもっと稼げても稼がない。市場を独占したり、市場を拡げたりしない。
●借金をしない
●ネットでは売らない
安売り合戦という奪い合いのビジネスになってしまう可能性があるのでネットでの販売はお互いに遠慮する。
この本を読んだときに、とても共感したのですが、
季節毎にやることが変わってゆく、自給の暮らしの中で、月々同じように稼ぐビジネスって難しいなあ。
とも思ったのです。
「年30万ビジネス。」
という言葉がやってきて、ぼくの中にすとんと落ちました。
年間30万円ほどの収入がある仕事を複数持つ暮らし。
年30万の仕事を10個も持つのは大変過ぎるので、とりあえず4個が今のぼくの困らず暮らせるライン。
5個あるとちょっと贅沢して、「次のステップ」の為の投資ができちゃう。(この前みたいに豆の脱穀機を買うとか。)
本当に「年30万」を越えたときに
「あなたもどーぞ。」
って言えるかどうか。
このハードルはけっこう高い。
藤村さんの言わんとしている事の本質はここにあるんじゃないかなと思います。
個人的には
「必要なものはやってくるよ。」
という感覚は実感している気がする。
でも、一方で、
「とりあえず貯める。」
「貯蔵する。」
という感覚もぼくの中には大いにあって、
そんなぼくたちだから、蔵に野菜や米を貯め、壁際には薪を貯め、バッテリーには電気を貯める、そんな自給型の暮らしが楽しい。
お金だって、物だって、名誉だって、知識だって貯めたい。と、思っている自分がいる。
そんな自分はそのままでいい。
けど、「こんな生き方もあるよ。」
って、藤村さんが教えてくれた生き方を見習ってみることからはじめてみようと思います。