朝早くから、山形へ日帰り出張。山形新幹線は観光客が半分以上の混雑でした。
出向いた先の工場は、十数年前には工場周辺は田んぼだけで何もなかったそうです。
それが今では、綺麗な住宅街が工場のすぐ隣まで迫ってきています。
工場経営の責任者の方には、工場周辺の環境変化について苦労されているのではとお尋ねしましたが、「地域住民の方が後から来たから迷惑をかけても良いとは全く考えていません」ときっぱりおしゃっていました。
しかも「環境で迷惑をかけたらお仕舞いです。」と大変謙虚な姿勢でした。
また将来は工場の移転も視野にいれているなどの話もありましたが、事業拡大は環境問題抜きには考えられないようです。
その会社は大きな会社ではありませんが、日本の重要な産業を技術で支えている一流企業です。一流な会社は、やはりコンプライアンス順守は会社経営の生命線であることを当たり前のように認識している。
明日への教訓です。「環境問題をおろそかにする企業に未来はない。」
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