昨日のブログの続き、乳がんのお話です。
興味のない方はスルーしてくださいね。
入院と手術は超簡単!そして検査結果は良好
休暇は1週間もらったものの、実は入院は手術した当日、1日だけでした。
それだけでいいって、先生がおっしゃるんだもの。
休暇の初日に手術して、1週間安静に過ごしました。
切ったところが痛くて、動くのもつらかったので。
手術でとった腫瘍と脇のリンパ節の細胞は、病理検査にまわされました。
結果は、腫瘍は悪性ではなく、転移もなく、ひとまず安心。
手術後の治療と生活
私の主治医の先生は、今まで通りの生活ができるように、という治療に対するポリシーをお持ちです。
各人の症状や状況によって異なるのでしょうが、私に対しては、○○をやってはいけない、といったNGリストはありません。
「お酒飲んでもいいですか?」「え、お酒ダメって言った覚えないけど?」
「スポーツクラブで運動してもいいですか?」「身体がつらくなければやりたいことやっていいよ~」ってな感じです。
治療は、抗がん剤や放射線治療の必要はなく、ホルモン療法として投薬のみです。
薬の副作用のひとつに、太りやすくなる、というものがありまして、私はこれに苦しめられました。
薬のせいだけではなく運動ができなくなったことも理由だと思います。
手術したことで、肩まわりや腕を動かすことさえつらかったのです。
病気とはずっと付き合っていく
今から思うと、私は乳がん患者としてはとても恵まれていました。
術後の経過もよかったし、その後の治療もホルモン療法だったし。
手術をしても、胸の形はほとんど変わらず、洋服を着た上からはまったく違和感なし。
今は手術痕もうすくなり、多分、お風呂とかで注視しなければ気が付かないくらい。
だけど、やはり当時は、身体も心も辛かったです。
最近では、闘病中であることをカミングアウトする著名人も多いですよね。
同じ病気の方にとっては励ましになっていたのかもしれないけれど、私は北斗晶さんや小林麻央さんのブログは読めませんでした。
自分から読みに行かなくても、PCを立ち上げると記者会見の様子やブログに書かれた内容が目に入ってくるのもつらかった。
ドラマを観ていても、登場人物が癌、なんて展開になったりするので、テレビも観れなくなりました。
時間が経ち、少しずつ体調がよくなってきて、1年経った頃かな。
まずはダイエットをしようと情報収集したり行動したりして、さらに勉強をはじめたりして、徐々に前向きに活動するようになったのでした。
術後4年。
転移の恐れはずっと持ち続けることになります。
今は、病気と付き合うのも自分の人生の一部、と考えています。
病気についての日記は、まずはここまで。
暗い話題にお付き合いいただきありがとうございました。