ゆうべは「スーパームーン」ていう19年に一回の
大きな満月が仰ぎ見れた日でしたね。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0319&f=national_0319_186.shtml

そんな宇宙の貴重なめぐりあわせのこの時期に、
六本木ヒルズシネマで、1987年の名作「月の輝く夜に」
を上映しているなんてものすごく粋なはからいなのか、
それとも単なる偶然なのか。
月の輝く夜に [DVD]/シェール,ニコラス・ケイジ

¥4,179
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実は、わたしこの映画、何年も前に見て、
ちっとも面白くなくて、見て損したと思ったような…。
そんな記憶もあいまいなほど、
評価してなかった映画なのです。

…が、スーパームーンの時期に
「月の輝く夜に」を上映する六本木ヒルズシネマの
しゃれっ気に乗って、再び見てみることにしました。

で、今回観た感想。
ステキな映画じゃないですか!
女優や俳優が明らかに私の好みではないのですが、
それを差し引いても十分に楽しめる
おしゃれな映画でした。

主役の女性がフィアンセの弟とあっという間に恋に落ちるんだけど
そこに特別な伏線も過程を見せる演出もなくて、
ほんとにあっと言う間なんだけど、

それって手抜きではなくて
恋に落ちる描写が下手なわけでもなくて
きっと実際あんな感じだよね、
というあたりを、若いときの自分はわからんと思った次第です。
(あいにく実体験はないですがw)

というわけで、人間年齢と共に中身もかわるので、
映画だって観る時期によって感じ方が違うわけで。
せっかくなんで
昔観て”駄作じゃね?”って思った映画を
また観てみるのもいいなと思ったのでした。

ちなみに、この映画の中にはタイトル通りに
人間の心を惑わす(?)魔法のような大きな月がアイコンとして
登場するので、余計にドキドキしながら鑑賞できます。

$晩メシ日記(ばんめしにっき)-supermoon

大人の恋愛映画を観たい人にはお薦め。