｢やべぇヤツの目線｣
最近あの名作｢タッチ｣を1話から仕上げていることは、会う人会う人に申し上げている。
せっかくなので、みなさんもご存知の名シーンを改めてご紹介。
こちらは、結局最後まで飼い犬のパンチと見分けが付かないキャッチャー、ブタ公の恋話。
ブタ公が、そばかす文系女に恋をしてスランプにおちいるターン。
バッティング練習でブタ公は、フルスイングの末、見学のそばかすちゃんの背中にガチガチの野球ボールをジャストミートさせる。
まずここで、金網の上を通過した球が人に向かうトマホーク打球をブタ公が行ったことになる。
そしてさらに、そばかす女は後ろを振り向く余裕があるのなら、自分の腕に当てるか避けられたのではないかという点も気になる。
それはそうと、
保健室に運ばれるそばかすちゃん。
見に行くブタ公。
そばかす｢手を見せて下さい｣
ブタ公｢手？よ、汚れてるけど｣
そばかす｢わぁ〜大きい手｣
ブタ公｢・・・｣
そばかす｢これで上杉さんの球を受けているんですね｣
ブタ公｢あ、あぁ、君もやっぱり(上杉ファンか)｣
みたいなくだり。
手を合わせたブタ公は、初の女子との触れ合いに脳ミソがトランス状態になり、この目線。
完全にやべぇやつ。
そのまま明後日の方向を見つめ、全く話を聞かない失礼なブタ公。
さらにそれに気付かないそばかす。
ボケにボケが重なり、当時の視聴者はテレビの前で喋り倒したことと思う。
1番気になるのは、オチがそばかすの｢大好き♡｣というバカ小さい旗によってブタ公がスランプを脱出する点である。
この話は、30分ボケ倒しの有名な1話である。
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