「続いてこちら」
シンプルな盗みでしっくり来た11。
そして、次作として対決要素を盛り込み、尚且つ前作のくだりをふんだんに使う。
ナイトフォックス(ヴァンサン・カッセル)が、細身のウルヴァリンかと思いきや、盗み方の解説でスマートさ炸裂。
イザベル・ラヒリ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の過去を表現する手段としてのウィッグは不自然だが、何より顔がタイプ。
追い詰めターンのニヤニヤも良いし、
追い詰められターンの焦りも良い。
ブルース・ウィリスのカメオ出演は、カッコ良さが「本当に本人そうかな」という不自然さに納得いかないが、このくだりの周りが楽しいから良い。
笑いも洒落てるし、音響とカメラワークも素人目にはとてもキラキラして観える。
11をエサにして、それでいて引きずらない、またしてもオシャレの波が寄せては返した。
そして13へ・・・