むかしむかし

カムイヤマで悲劇がおきた


スキーがうまくてかっこいい若者たちがいた

その中でも

特に スキーがうまい若者が

「こんなヤマを滑るのは カンタン 目をつぶってもすべれる」と


「やめなよ ころんで こっせつ するぞ」


「おれは 大丈夫 見てれよ」


急斜面を 滑る若者は 死んだ

木の枝が 顔に刺さって死んだ


その斜面に 今 スキー場があり 笑顔がある