着物は増える一方なので・・・ | 着物のデザイン

着物のデザイン

着物についての備忘録も兼ねて。

母や祖母の着物(私の着物も少し)を活用しようと思って、着物をなるべく着るようになったのですが、いざ着始めると、呉服店も気になって覗く様になり、いろいろな着物に目が行ってしまいます。

前から欲しかった着物や素敵な着物がお買い得だったりすると、思わず買ってしまいました。洋服なら大きな問題ではないかもしれませんが、着物ではこれが大問題になります。

 

なぜなら、洋服はそのうち本当に傷んで着られなくなりますが、着物はとても丈夫で、自分の寿命からするとほとんど永遠なのです!なにしろ、祖母がしょっちゅう着ていた着物が(洗い張りして仕立て直したら)今でも十分着られるのですから。かくいう私は洋服も長持ちする方で、20年くらい前のお気に入りを今でも着ています・・・。

 

手持ちの着物と帯をしまうだけなら十分で、かつちょっと余裕もあった着物用箪笥が既にいっぱいになり、これ以上増やしてどうするんだ!状態となりました。

そこで、母や祖母の羽織・長襦袢・帯などで絶対着ないけれど手放すに忍びない、というものは着物キーパーに入れてクローゼットへ移しました。そうすると今度はクローゼットが苦しくなってきます。

 

そこで、洋服を減らすことを考えるわけですが、その時に考えたのは、手放す洋服は「なるべく新しくて綺麗で、でも、着ないもの」ということです。新しい洋服はきっと誰かが着てくれるでしょう。気に入っているので何年何十年も抱え込んでいた古い洋服は本当に着られなくなるまで私が着よう(家の中で)。

 

そして、これからは、着物も洋服も増やさないようにしよう!と新たに決意したのでした(欲しいものと同じようなものはきっと家のどこかにあるぞ)。