いのちがわたしを生きる日々~響きあいの中で生まれる暮らし

いのちがわたしを生きる日々~響きあいの中で生まれる暮らし

2011年、琵琶湖の西の山間、葛川(かつらがわ)の古民家に移住。開館以来18年勤めた博物館を2014年に退職。ただの母・妻・女として、自然の理に沿って楽に楽しく、周りと響きあいながら、湧き起きる流れに身を委ねて暮らしていたら、2017年2月第四子の女の子誕生~。

この土日は、地元小学校の子たちの「夢」に

寄り添う日々だった。

 

昨日は、学校の校庭で「野球」!

 

「野球をやりたい」という子の想いに動かされ、

近所のママ友と勃発した企画。

親子が、15名ほど校庭に集う。

 

何の打ち合わせもなしに、

小雨の中、水たまりの運動場の整備、白線引き、

キャッチボールが始まる。

 

「どうする?」

「全員で順番に打ったらいいんちゃう」

「じゃあ、1番、誰打つ?」

「ぼくやる!」・・・

なぜか「4番」は立候補がなかなか出ず、

「私やる!」

 

「13番」まで打順を決めて、

打者・走者以外の人が自由に守るやり方でプレイボール。

 

実は、私、小学校3,4年のころ、

なぜか「将来プロ野球選手になる」と思いこんでて、

野球マンガも軒並み読破し、

毎日、学校から帰って秘密の特訓をしていた。

 

が、いつしか熱も冷め、試合経験もないまま、

〇十年経ての昨日。

人生初試合で「4番打者」を経験することになるとは!

 

豪快な三球三振も経験し、

大声で仲間たちに声を掛けつづけ、

いやあ、とにかく楽しかった。

 

初めての人も、経験者も、

大人の子どもも、男も女も全員参加。

 

雨がきつくなっても、誰も止めようって言わない(笑)

 

いよいよ潮時な頃合いで、

審判兼監督役のパパが

「そろそろ終わりにしよう」と声をかけてくれ、

ホームベースにみんなを集め、二列に整列。

 

「第一回、葛川ベースボール大会を終わります」

「ありがとうございました!」

 

ほんとうの試合みたいで感動したなあ。

 

で、

明けての今朝は、

「守山野洲川クリテリウム」自転車レース観戦。

 

ロードレーサーを目指し始めた男の子が、

レース初観戦するという。

守山の家から近いし、ふらっと見に行く。

 

実は、大学時代、サイクリング部だった私。

私はレースには全く興味なかったけど、

夫は同部でレーサー班。

30年前に彼が使っていた練習用のローラーを、

その男の子が使ってくれているのだ。

 

あんなに本格的なレースが、

こんな近くで行われているとは!

ほんものを見る男の子の姿にも感動した。

 

× × ×

 

・・・そう、野球だって、ロードレースだって、

何だって、やってみたいなあと思うことに、

 

「どうせ無理」なんて反応じゃなく、

「だったらこうしよう」と反応すれば、

 

自分もみんなも幸せになれる!

 

大人も子どもも夢を持ち、実現できる社会に。

 

4月5日(金)15時~17時

植松努氏 「思うは招く」講演会

https://www.kokuchpro.com/event/rocket2019/

植松努さんには、ぜひ出会いたい!!!

前回の記事からのつづき・・・>

 

4年前の次男の小学校の卒業式が、

なんで違和感たっぷりだったか。
リアルに思い出した。

 

6年生の「呼びかけ」の言葉が、

子どもたちが伝えたい想いをのせた言葉でなく、
先生が言わせたい言葉だった・・・から。

平和学習に、特別な思いで取り組んでいた先生。

 

たしかに一言ひとこと、自分の語るセリフは

自分で作ったものだったかもしれないけど、

 

卒業式の卒業生の呼びかけとしては、

奇妙に長い、平和へのメッセージ。

 

担任の先生の「指導」の賜物、だったと感じた。


それを、

当時、毎日学校へ行けてない次男が、

同級生とともにみごとにやり切った・・・のが、

とても切なかった。

 

彼は、3年のときに転校してきたし、

6年生から転校してきた子もいたんだけど、

 

卒業生一人ひとりの小学校生活・・・でなく、

その学校で起きた6年間の思い出をふりかえるだけで、

 

その学校以外の小学校生活はなかったかのように、

卒業式は、「きれいに」終わった。

 

× × ×

 

2年生まではまちの大きな学校でふつうに通っていた次男。

 

3年のとき、やまの学校に転校し、同級生は男3人。

 

やまでの生活や子どもたち同士の関係はとてもよかったのに、

学校にはだんだん行けなくなった。

 

「ぼくはみんなと同じようにできない。だめなやつだ。」と

壁に頭を打ちつけて、布団にもぐるしかなかった。

 

4年の3学期「学校をやめる」宣言。

5年生のとき、自ら選んだ「かつやま子どもの村小学校」へ。

全校が縦割りで、自分の選ぶ「プロジェクト」で活動し、

学校の決まり事は、大人子ども全員参加の「ミーティング」で

話し合って決めていく。

 

そんな学校生活を経験して、

3学期からやまの学校に自分の意志で戻ってきた。

 

6年は、新しく入った男の子を入れて、男4名のクラス。

 

担任は、やまの学校に自ら希望してやってきた

指導力があり、自分に自信がある、女の先生で、

5年から持ち上がり。

 

次男と新入生の子には、新しいニックネームがつけられ、

個性的な4名を、みごとにチームにまとめあげてくれた。

 

男たちは、先生を喜ばせようと、がんばったんだろうなあ。

 

そういえば、

5年、やまの学校に戻ってきたばかりの面談で、

その先生から

「おかあさんは、次男くんのことを本当に考えてるんですか」

(←学校に行けないことを認めていることに対して)

って、感情をあらわにして訴えられたこともあった。

 

そんな先生の情熱、取り組みには、深く感謝している。

 

だけど、思い返せば返すほど、

あの「きれいな」卒業式は奇妙で不自然で、

 

子どもたちの想い・いのちの躍動が感じられない、

 

先生の指導の成果の発表会だったなあと思う。

 

× × ×

 

真に、子どもたちが能力を発揮し、

「一人ひとりがなりたい大人になって自分と周りを幸せにする」

ためには、

「大人の指導的な態度って、まったく不要」だと

 

いま、改めて確信する。

 

「教えよう」とする人の前には、

「教えられよう」とする人があらわれる。

 

「まかせるよ」という人の前には、

「よっしゃ、まかせてや」という人があらわれる。

 

「やっていいよ」という人の前には、

「やってみるわ」という人があらわれる。

 

シンプルに、ただそれだけのこと、なのだ!!!

 

そんな主体的で創造的な取り組みが、

いま、このやまの学校の周りで、

少しずつ少しずつ、広がろうとしているのです。

 

来週の、長女の小学校卒業式。

いまだ、親子ともども出席できるのか否か、微妙な感じですが、

何かが起きるかも?!流れに委ねてみます。

私、小中学生の親歴14年。
(内、不登校(マイペース通学)児の親歴8年)
長男、次男はすでに中学卒業し、
目下、小6長女、やまの学校でマイペース通学中。

 

子どもの卒業式は、4回出たことあるけど、
長男の時は、小中ともに、感動で涙した思い出がある。

 

次男の小学校の卒業式に出たときは、
式の内容は長男の時とほとんど変わらないのに、
形式的な式のあまりの違和感に、
「中学の入学式には、絶対出んとこ」と思った。

 

だけど、その決意を忘れて出席。
来賓あいさつの嵐に入ったときに思い出して、
「ああ、なんで入学式出たんやろ」と絶賛後悔した。

 

で、今回、来週、長女の小学校卒業式。

 

先月半ば、中学校の入学説明会のあと、

卒業式の準備が進む中、娘は、担任の先生に手紙を書いた。

「入学式にも卒業式にも出る気はない。」

 

それを知った同級生の男の子たちが、

学校から娘に「会って話をしたい」と電話してくれて、

それに応じた娘は、保健室で3人で話をした。
(6年生、全部で4人。長女以外はみな男。この日は1人欠席)

 

その話し合いの中で、
「卒業式の日は学校には行くけど、式には出ない」という娘に、

 

男たちは「なぜ?どんな式だったら出れる?」と投げかけ、

 

・「呼びかけ」で自分がやっていないことのセリフが当たっていること。
・聞きたくもない話を長々と聞かされること。(好意はわかるけど)
・みんなが泣くこと。(みんなが笑う楽しい式がいい)

 

「それがなくなれば3割くらい式に出られるかも」

という娘の言葉を引き出した。

 

そして、校長室で先生方に話をしてくれたらしく、
先生方はいろいろ動いてくださっているよう。

 

卒業までの残り少ない時間、
もっともっと6年生と楽しい思い出を作りたい。

そう、子どもたちは思っているのに、
子どもたちも先生も、卒業式の準備に時間も心もさかれて疲れている。

 

そもそも、
卒業式って、なんのためのものなのか???

 

次男が小5のときに通った

「かつやま子どもの村小学校」の「入学を祝う会」を思い出す。

 

企画も運営もすべて小中学校の在校生たちがとりおこなう。

 

在校生、新入生、来賓、保護者、みんなが輪になって座る。
音楽演奏、新年度のスローガン披露のくす玉割り、

最後は全員に缶ジュースが配られての乾杯。

 

ようこそ!この学校はこんな学校だよ。

これから一緒に楽しくやろうね。

そんなメッセージが伝わる温かい場だった。

 

わが葛川小中学校は、
今年度、大津市初の小規模特認校となり、

「徹底した創造力の育成」を掲げる。

 

まちからの通学生を受け入れ、小中合わせて38名。
子どもの数も世帯数も倍増した。

 

卒業式の原点って、

「ありがとう」「おめでとう」の想いの交歓でしょ。

 

そんな原点に立ち戻って、

卒業生、在校生、大人たち、

みんなの心の通う「卒業を祝う会」が創っていけたらなあ。


・・・そんなことを思いめぐらす、本日、中学校の卒業式。

一人ひとり、いろんなドラマがあるだろうけど、

卒業のときを迎えられた全ての方々へ、祝福の気持ちを捧げます。

おめでとう~!