こんにちは中靏です。

 

今回は午未天中殺についての再考察をやっていこうかなと思います。

前回「夢想家」「人相でどんな魂かわかる」「世話してくれる人がいないとダメ」みたいな事を書いていたので、今回の記事でもっと午未天中殺について深掘りできたらと思います。

 

ではいつもの通り干支考察から。

 

「午」

五行で表すと:火(陽の火/爆発する火)

・直感、情熱、主役、派手、自己表現がキーワード

・火の玉のような直感と爆発力

・正直で嘘がつけない

・主役体質で注目を集めやすい

・孤独にも強く、独立性も高い

 

「午」の性質

・理屈よりも「今この瞬間をどう感じるか」が重要。

・感情で動くので、好かれるか嫌われるか極端

・自分の中の“これ”を貫こうとする

・考えるより行動派、とにかくリビドーが大切

・途中で飽きやすいのが玉に瑕

 

「午」を持っている干支

・甲午:天極星(辰巳天中殺)

・丙午:天将星(寅卯天中殺)

・戊午:天将星(子丑天中殺)

・庚午:天恍星(戌亥天中殺)

・壬午:天報星(申酉天中殺)

 

静かなおとなしい子だと思ったらいきなり暴れてどこまでも駆けていく手の付けられないイメージですかね。

ゴールドシップみたいな感じでしょうか?

 

これが中殺されるという事は

・想像力がないのに夢だけ見ている

・正直すぎるか、自分を偽りすぎるか

・自分の中の衝動はあるが、実態がない

・極端に飽きやすく、落ち着きがない

・衝動的に動きすぎるか、動かなすぎる

・孤独に強いようでかなり弱い

 

別の記事で挙動がおかしいというのを書いたのですが午の中殺って事ですね。

人によっては言動に辻褄が合わず、会話が通じないタイプになりそうです。

 

 

「未」

・五行で表すと:土(陰の土/柔らかく肥沃な土壌)

・育成、受容、内面性、優しさ、計画性がキーワード

・慎重で裏方が得意

・柔らかく包み込む育成の象徴

・人やモノを育て、守り、調和を作る

 

「未」の性質
・じっくりと物事を進めたいタイプ。

・他者に対する配慮が厚い

・面倒見が良く、母性的

・準備や計画性を怠らない

・優しいがゆえに心を痛めやすく繊細

 

「未」を持っている干支

・乙未:天印星(辰巳天中殺)

・丁未:天南星(寅卯天中殺)

・己未:天南星(子丑天中殺)

・辛未:天堂星(戌亥天中殺)

・癸未:天庫星(申酉天中殺)

 

穏やかなみんなの母ちゃんってイメージですね。

逆らうと怖いイメージありますが、頼ったら助けてくれる感じですかね。

 

これが中殺されるという事は

・結果が早く欲しいせっかちに

・世話をしようと思ってされる立場に

・準備と計画性に隙だらけ穴だらけ

・配慮したつもりが配慮できていない

・自分を優しいと思い込んでいる

・心が繊細すぎるか大胆不敵すぎるか極端

・結果愛着障害に

 

指示が雑な厄介上司ってこんな感じですよね。

パワハラ上司になりやすいタイプです、しかも自分はしっかりやっているつもりなので、相手に問題あるのでは?と信じて疑わないタイプ

厄介ですね。

 

算命学での午未天中殺の位置ってとっても優秀な位置付けですけど。

人によっては厄介天中殺だから、適当に褒めておいて笑顔で帰ってもらう方が安全。みたいな感じなのでしょうかね。それってどうなんだ。

 

話を戻します。

以上を踏まえると午未天中殺の本質は、

「自己表現自己実現をしたいがその自己が曖昧、結果の為の理想と言動と行動がチグハグ」

という事になるのでしょう。

 

うん〜なんというか、「自分探しが一生続く人達」って事ですよね。

午と未がうまく使えないって事は、自己表現自己実現できたとしてもこれじゃない感に付き纏われるって事ですよね。大変そうだ。

 

以上で「夢想家」な部分と「世話してくれる人がいないとダメ」な部分は回収できたのですが…。

 

「人相について」はもっと深掘りが必要なようです。

では午未天中殺の看板言葉「末代運」についてフォーカスしてみましょう。

 

午=陽のピーク 中殺→ピークが行きすぎた家系(先祖の行いのピーク?)

未=陰への橋渡し 中殺→次世代に絶対に残せない

 

先祖の行きすぎて盛り上がった物(ピーク)を自分の代で止めるって事ですかね。

 

霊魂にも魂魄の概念があって、やり残した思いが魄として残り、次世代の子孫達の魂魄に先祖の魄が入ってしまい、その人の業(カルマ)になってしまう話があります。

 

かなりスピリチュアルな文言になりますが、

「先祖のやり残した思い(カルマ)を処理する存在」

が午未天中殺の末代運という意味なのではないでしょうか。

 

「先祖の膨れ上がったカルマを処理する」=「親(先祖)の人生を理解し、引き継いで自分の代で終わらせる」

 

人相の話になりますが「家のカルマ」が魂にでていてどんな家系だったかわかる

なのが正しいんだなと思いました

 

…これって先祖の業が消化できないと本来自分自身がやりたいと思った事できないんじゃないですか?

 

もしくはカルマが消化されるまでは本来やりたい事すら見つからないのでは???

流石にそれはタロットとか霊視とかに頼らないと分かりませんよ…

 

カルマを解消する為の方法をずっと本能的に探しているからスピリチュアルに興味あるんですね。納得です。

 

でもカルマ解消って両親と話せば解決な気もしますよ。

先祖の業の塊というのが午未自身なのだとしたら、その親も自身と同じカルマを背負って生まれてきているはずです。

それか親自身がカルマの根源かもしれませんし。

 

両親がどんな人生のやり残しをしていたのか、どんな夢を持っていたのかを話し合う事

その能力があるはずです。

 

なんせ、午未天中殺の両親は絶対にあなた達を受け入れる器があるからです。

喧嘩やひどい争いになんて発展しません。(断言はできませんが、私の周りの午未天中殺の親はそうです)

一緒にカルマの業を背負っている仲間なのですから気持ちが通じ合いやすいです。

 

 

特に親との関係に問題がない午未天中殺は晴々と悩みも時になく、自分の人生を歩めるのでしょう。

 

どうしても両親が怖くて話せない、生家からは逃げるように縁を離している午未天中殺の人も世の中には多くいると思います。

そう言った方は以下を参考にしてください。

 

・親の口癖と価値観を10個ほどメモに書く

・上のメモに対して自分の受けた感情を書き出してみる

・それに対して親に言いたかった事を全て紙に書いてみる

 ※怒り・悲しみ・恨み・本音・感謝とかなんでも全部

・本当に自分がして欲しかった事をさらに別紙に好きなだけ書き出す。

 

気が済んだら燃やしてください。

気休めにしかなりませんけど、そこからが第一歩かなと思います。

 

上記終わったら、今日一日の自分がしたい事を書き出し実現可能な部分を少しずつやっていく事をルーティーンにしてみてください。

それに慣れてきたら、先祖のカルマに隠れて見れなかった本来の自分のやりたい事がゆっくり見つかるはずです。

 

中殺されてうまく使えない午と未の性質を、メモをして少しずつ達成する事でできるようにしましょう。

やりたい事を夢に託すだけじゃ、子供にまたそのカルマが乗っかるので、ちゃんと末代運しましょう。

 

訓練みたいで大変でしょうが、親と話せない午未天中殺の人にはメモして燃やす、お焚き上げのような行動が一番の近道だと思いますよ。

 

 

「理想は他人が作ってくれたり持ってくる物ではなく、自分が創るもの」である

 

まあそれでも自分の気持ちをうまく言語化できないという(午未の中殺現象)難点がぶち当たってくると思うので、以下に例を出しておきます。

 

例文

・朝起きてご飯食べる

 ご飯はありあわせでok?

 YES・NO

 NOなら自分は何食べたい?→オムライス

 オムライスを食べれたなら完璧な1日

 

こんな感じから始めて良いです。

これを忘れないでくださいね。

 

 

ではこの記事はこの辺で

 

 

中靏