今日はカラオケに参加しました。
エレファントカシマシが全く別の歌になったかのごとく、自分でもわかる音痴ぶりでした。
昨日友達のおじさんちでテレビを見ましたが、あのユーミンは自分のビブラートのかかる声を抑える独自の歌唱法を身につけて歌を作ったそうです。
曲に自分の声を合わせるというのでなく、自分の声に合った曲を選ぶ、それが社交の場で恥をかかない逃げ道か?
まあカラオケ誘ってくれたらグリーンのキセキを歌って差し上げましょう
さて今日の紹介は Wire - Pink Flag 1977年
ひとことならポップパンクです、ですがね。
パンクは素人芸あるいはその延長線上です。
演奏力の壁が独創性を産み出し、戦略的に洗練されたミニマムなスタイルに昇華させることに成功している。
それでいて金太郎飴的です。
それも良さ。
アートパンクなる言葉で表現しようと思ったが、既にそう形容されているようで。考えること同じだな。あと付け加えるなら前衛的だな。
これだけを聴いてもこれの良さがわかりにくいだろう。同時期のpunk rock、new wave、post punk、no waveなどの作品を比較対象にすれば、きっと彼らのスタイルは溺愛するに足りる。
10代の頃にかなり聴いていたが、忘れ去っていた。コピーや海賊盤も含め1200枚程度のCDとレコードは、上京するにあたり思い出したくないほどに酷い青春とともに葬りました。100gb程度あったmp3データもハードディスクがクラッシュして亡くなりました。
30のおじさんになった今蘇る名盤の記憶でした。
この後の作品は未聴だけど、キットカットまた借りるだろうな