アニョハセヨ。カネカセヨ。
どうも今日は映画「E.T.」を観賞いたしました。
2時間を越える時間、集中力が途切れたりもしましたが無事観終わりました。
え....今まで観たことありませんでした。
話題についていこうとかいう素晴らしい精神は持ち合わせておりませんでした。
まずE.T.自体はかなり奇怪でグロテスクな容貌ですが、主人公と心を通わすうち
愛着と申しますか、かわいく思えるのです。
グロかわいいってやつですね!
スピルバーグは宇宙人のイメージを奇怪なミイラとしてとらえていますのでしょうか?
頭の形、目の離れ方、指の本数、細部まで作りこまれています。
E.T.の声は小さく下水道がゴボゴボ言ってるとかお腹がグルグルいってるときのような
おもろい声してます。
何ですか、最初子供か小人が中に入ってるのかと思いましたが
首が伸びたりしてるのでCGかもわかんない。
最後まで注意深く見ましたが、結局わかりませんでした。
影とかも正しく投影されてましたしね。
瞬きとかもしてましたし。
そういう意味では映像として作りこまれていると言えるかも知れません。
大人は宇宙人を研究対象としてや侵略者としてとらえているのに対し
主人公とその兄弟はトモダチとしてとらえてる。
人間の感情的な側面は子供の方が豊か。
感受性って理性と引き換えに鈍るのかも。
E.T.は宇宙に帰るけど、主人公の頭の中にいるよという。
存在は脳で認識し記憶され形を失う。
そういう過去の知り合いって少なからずいる。
主人公は最後E.T.が宇宙に帰るとき「一緒にいこう」と言われ断っています。
主人公にとっては地球で生きることが幸せで、E.T.はおうち(宇宙)に帰りたい。
自分に適した環境が最も幸せに存在できる場所かも知れません。