小田城址の手前に「小田城址歴史ひろば」という歴史資料館の位置付けの建屋があります。駐車場は広くありますが満車です。小田城址ではなく、ここを拠点にたくさんの方がりんりんロードを使って自転車を楽しまれているようです。
 
小田氏の歴史は周辺の競合に翻弄されてきました。八田知家は源頼朝の信頼あつく13人合議制の一人で、小田氏初代となります。佐竹氏とは終始争っており、7代のときに佐竹と戦うためにも後醍醐天皇側の南朝の北畠親房を小田城に引き入れました。ですが、8代のときに北朝川に負け足利尊氏側に付き従います。そこで足利氏から信頼を得て小田氏を再興させます。つくば中心にかなりの領地を広げるまでになります。ですが戦国時代最後には佐竹氏に敗北します。秀吉の命により佐竹が秋田へ移封となると小田城も取り潰しとなりました。