今治署は21日、高校野球で賭博を開いたとして、賭博開帳図利の疑いで愛媛県今治市波止浜、指定暴力団山口組
「三代目矢嶋組
」組長中山和広
(64)▽同市北宝来町1丁目、同幹部松崎悟(49)▽同3丁目、同石村磨喜男(58)▽同1丁 目、元同幹部で無職木村満志(58)―の4容疑者を逮捕した。容疑は、4人は共謀し2012年3月上旬~20日ごろの間に同市内などで、第84回選抜高校野球大会の優勝校と準優勝校を客が1口500円で予想する野球賭博を開き、利益を得ようとした疑い。 同署によると、4容疑者はいずれも容疑を否認している。 出場32校を8枠に分け、優勝・準優勝校が含まれる枠を連勝単式で予想させ、少なくとも数十人が賭け、数百万円の利益を得たとみられる。