指定暴力団山口組
(本部・神戸市灘区)の前組長で2005年に引退した渡辺芳則
五代目組長(71)が神戸市中央区内の自宅で死亡したことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
病死とみられ神戸市内の自宅で倒れているところを家人が発見し、119番したという。
1日正午ごろ死亡が確認され、死亡日時など詳細は不明という。
渡辺前組長は栃木県出身。直参と呼ばれる直系団体の山健組 の二代目組長を経て、山口組 が分裂して抗争をくり返した「山一抗争 」終結後の1989年に五代目に就任。山口組 が絡む抗争で警察官が誤って射殺された事件の民事訴訟では、最高裁が2004年、前組長の「使用者責任」を認定し、約8000万円の賠償命令が確定した。05年7月には組長を引退し、ナンバー2だった篠田建市 (通称司忍 )組長が六代目に就任した。
捜査関係者によると、死亡に事件性はないとみられる。
病死とみられ神戸市内の自宅で倒れているところを家人が発見し、119番したという。
1日正午ごろ死亡が確認され、死亡日時など詳細は不明という。
渡辺前組長は栃木県出身。直参と呼ばれる直系団体の山健組 の二代目組長を経て、山口組 が分裂して抗争をくり返した「山一抗争 」終結後の1989年に五代目に就任。山口組 が絡む抗争で警察官が誤って射殺された事件の民事訴訟では、最高裁が2004年、前組長の「使用者責任」を認定し、約8000万円の賠償命令が確定した。05年7月には組長を引退し、ナンバー2だった篠田建市 (通称司忍 )組長が六代目に就任した。
捜査関係者によると、死亡に事件性はないとみられる。