司馬遼太郎と韓国人 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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 司馬遼太郎の『韓のくに紀行』などを読むと、この人は韓国贔屓だとわかります。こんなものを読んで育ったら、相当な韓国好きになってしまいます。青少年は「読むべからず」の本です。

 司馬遼太郎は、『韃靼疾風録』という小説から入った人ですが、何しろ韓国好きです。今、改めて見ると「この人は韓国人ではないか?」と思います。少なくとも何代か前は韓国人に縁がある帰化人だと思います。それほど司馬遼太郎は韓国贔屓です。それを知らないで司馬遼太郎の本を読むと、大変な誤解をしてしまう面があります。

 司馬遼太郎は「日本には文化がなかった。文化というものは韓国から入ってきたのだ」と言いたいのです。「日本人には韓国人の血がたっぷりと入っている」と主張しているのです。それを突き詰めていくと、ユーラシア論になってしまうのです。

 朝堂院大覚先生と同じで司馬遼太郎は、「日本はユーラシア大陸の一員である」と言っています。ユーラシア大陸の血がどんどん日本に流れてきたというのです。さらに司馬遼太郎に影響を与えたのが「騎馬民族征服説」です。ちょうど、時代的にこの影響を受けて頭の中では「日本は何もない国。文化は全て韓国から来た」と思っていたのです。

これに毒されているのが池田大作です。同じようなことを言っています。「日本には何もなかった。韓国は文化大恩の国である。漢字も仏教も全ての文化は韓国から日本に伝えられたものである。即ち日本はユーラシアの一員である」ということになってしまうのです。全てウソです。ウソだと知らないで、司馬遼太郎の『韓のくに紀行』を読んでいたら、大変な韓国贔屓になってしまいます。

 これを読むと朝鮮人が尊敬の対象になってしまいます。「日本には何も無いのです。文化もなければ字もありません。文明と称するものは日本には全くなかった」という説です。これを読んだらそう思ってしまいます。これは韓国人には都合のよい話です。司馬遼太郎は半分以上は韓国の血が入っているのだと思います。

 「日本人に半島の血がたっぷり入っている」という説は、DNAの研究が進んで、完全に否定されてしまいました。日本人はY遺伝子D系統です。朝鮮人はY遺伝子O系統ですから、全く違う遺伝子です。

 ユーラシア起源説は通用しません。ほんのちょっとは、朝鮮人が入ったかもしれませんが、日本にいるのは日本人独自の遺伝子です。遺伝子を見れば、日本人と朝鮮人は違う民族だとすぐにわかります。司馬遼太郎は朝鮮民族の成れの果てが日本人のようなことを言っているのです。

 司馬遼太郎は「日本まで来たらもう逃げるところはない。大陸で戦争があっても日本に来ればまだ逃げ場があるが、ここから先は太平洋でもうありません。だから自然に仲良くしてきたのだ」と言うのですが、とんでもありません。人種が違うのです。

 司馬遼太郎は、「民族差別はいけない」ということが染みついているのです。「朝鮮人が日本に来て何をやったのか?」ということを懇切丁寧に言うのです。鬼室集斯(きしつ しゅうし)が百済から日本に逃げてきたのは事実です。

 高麗若光も1799人連れて日本に逃げてきたのです。それは区別されている村であり、日本に同化してわからなくなったというわけではありません。

 薩摩では朝鮮半島から連れてきた陶工を村をつくって囲ったのです。朝鮮人の村を造り、「この中で結婚しろ、朝鮮名を名乗れ、言語は朝鮮語をしゃべるのだ」と言って、朝鮮の風俗を残したのです。

 普通は日本に同化させようとしますが、薩摩藩は同化をさせません。韓国風のままで日常生活をさせて、薩摩焼を造らせたのです。400年前に朝鮮半島から連れてこられた朝鮮人を司馬遼太郎は、「誰よりも薩摩人らしい」と言うのです。それはウソだとわかったのです。沈 壽官は朝鮮人です。

 何百年経っても、日本に住んでいても、朝鮮人は朝鮮人です。血に交わりがないのです。村全体が朝鮮なのですから、どうしても朝鮮人になってしまいます。この中から出たのが、東郷茂徳です。日本の外務大臣です。苗代川から出た朝鮮人の外務大臣です。

 薩摩焼の連中は、やはり朝鮮人なのです。関ヶ原の合戦に出て酒を飲んで、負け戦の歌を歌っても薩摩人になったわけではありません。長州でもそうです。同化はできないのです。薩摩藩が囲い込んだのは賢明な方策です。「ここに朝鮮を造れ。ここを出てはいけない」と言ったので、純粋に朝鮮人の血が保たれてきたのです。今でも沈 壽官はいます。代々沈 壽官を名乗っています。

 秀吉の朝鮮出兵で日本から朝鮮へ行った連中がいます。これは沙也加といいます。現在は友鹿里(ウロンニ)に住んでいます。『慕夏堂文集』には、「沙也可」と漢字で書いてありますが、これは和歌山県の雑賀衆(さいかしゅう)です。それが沙也加になったのです。

 雑賀衆(さいかしゅう)は鉄砲を持って独立していたのです。「今度、戦争だ」と言うと、「私にいくらくれますか?」と聞くと「お前のところは3千両払う」と言うので「こちらの味方をする」と決めたのです。この連中には忠誠心はありません。

 どこでも身売りしたのです。この連中が朝鮮出兵で、朝鮮半島に行き、「これはひどいな」と思って朝鮮人の味方をして、3千名で裏切ったというのです。それが友鹿里(ウロンニ)で倭人村をつくったのです。

 この連中は朝鮮に寝返ったので、全員が両班です。3千名で裏切ったのですから、今でも両班の待遇を受けています。そのおかげで朝鮮が有利になったのですから、その功績で両班になったのです。

 司馬遼太郎は、「日本には何もなかったのだ。朝鮮人だけが文化があったのだ」と言うのです。この考え方がNHKの「朝鮮通信使」の話になってくるのです。

「日本人は朝鮮通信使を待っていたのです。4年に一度の通信使が来ると「ドンチャン・ドンチャン」とドラを叩いてくるのです。すると「待っていました」と漢文の本をもっていき「これは何と読むのですか?」と聞いて、朝鮮通信使は大歓迎を受けた」ということになっていますが、これが全てウソなのです。

 朝鮮通信使が来ると日本人は大迷惑をしたのです。千名もそろってくるので、泊まるところがありません。何処へ泊まるのでしょうか? 泊まれるのはお寺ぐらいですが、千名など泊まれません。せいぜい泊まれても200名くらいです。

 あとの800名は民家に泊まったのですから大迷惑です。朝起きると道端で、千名がブリブリブリとウンコをしたのです。それで後始末はしません。これを行く先々でやるのですから大迷惑です。「来ないでもらいたい」と思っていたのです。

ところがNHKは反対のウソの放送をしています。「朝鮮通信使が来るのを待ちかねていた」というのです。これがウソなのです。

 司馬遼太郎も同じで「日本には何も無かった」などと、どうしてそんなウソを言うのでしょうか? 何もない国家が世界最古の王朝を保っていられるわけがありません。そんなものを遙かに超えて、仏教を超えるような凄い教えが日本にはあったのです。

 それは何かというと、神道です。朝鮮人たちは日本に来ると高麗神社や、鬼室神社になったのです。鬼室集斯(きしつ しゅうし)は数百人で日本に渡ってきて、学問の神様として神社に祀られたのです。

 渡来人は日本に同化したのです。日本に何も無かったら同化などできません。反対に日本人が同化されてしまいます。そんなことは絶対にありません。素晴らしい文化が日本にあったのです。

 司馬遼太郎は、神社の話はしません。若い頃は産経新聞社の記者で、京都のお寺巡りばかりやっていたのです。そのうち、「日本には仏教しかないのではないか」と思ってしまったのです。とんでもない話です。

 仏教が入る前には素晴らしい神道があったのです。神社があったということは、神様がいるのです。日本はれっきとした神道の国家です。司馬遼太郎はこれを全く見ようともしませんから、ヘンテコリンな歴史観になってしまうのです。

 新撰組の『燃えよ剣』の小説も全てウソです。ウソが28章あるだけです。土方歳三が道具屋で二代目之定の刀をもらったという話はウソです。実際に土方歳三がもっていたのは、11代目・和泉守藤原兼定の作です。最初の夜祭で土方歳三が女と出会ったと小説では言っていましが、あれもウソです。

「新撰組は百姓だから武士になりたかった」というのもウソです。何故かというと、同じ百姓でも三多摩の百姓は将軍家直轄領です。他の大名の百姓とは違います。年貢も安いし、「俺たちは将軍様の直々の家来だ」という意識があったので、「田舎武士になりたい」などと思っていません。

 もともと「我々は徳川の家臣である」と、そのような気風があったのです。「百姓が武士になりたくて上京した」など、全くのウソだとわかります。『燃えよ剣』は全てウソです。司馬遼太郎の創作です。小説なのですから、創作でもよいのですが、ちょっとは本当の事も言ってもらわないと「これが事実だ」と思う人もいるので困るのです。

 『韓のくに紀行』、「沈 壽官は陶工などしてはいなかった」というウソ、まだまだ指摘しなければいけない点は多々あります。そのようにこの作家は注意してみなければいけません。この作家の本心は、「ユーラシアの成れの果てが日本で、あらゆる民族が日本にしたたれ落ちて混血して今の大和民族が出来てきた」という考え方です。それは全くのウソです。

 これはDNAの研究でもわかりますが、日本人と朝鮮人は全く違う民族です。そのようなことを日本人に明確に教えていかないと、ウソで固めた偏った歴史観を「真実だ」と思ってしまいます。日本人は真実を理解して、司馬遼太郎の洗脳を解いていかなければいけません。

 

 

 

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