汗(努力)と涙(ホームレス) | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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僕は毎月、長谷川慶太郎先生のレポートを取っていますが、いつも言われていることがあります。これからはデフレの時代であります。デフレの時代は物がたくさんできるから、物が売れなくなります。

 売っても・売っても物が生産されてくるので、物が売れなくなるのです。物が安くなっていくことをデフレといいます。物価が高くなっていくのをインフレというのです。戦争をすると戦争は消費です。バンバン爆弾を落として戦車がぶっ壊れて何十億円というお金がかかるので、消費が盛んになるのです。それで景気はよくなるのです。デフレは、物をつくっても売れない時代です。だから景気が悪くなるのです。

 そして、これからが大事で、長谷川慶太郎先生は88歳にして「汗をかくのだ!」と言われています。「これからは汗をかけ! 汗をかく人間だけが生き延びていける時代であり、資本主義社会とは実は厳しいのです。どんどん馬鹿な企業は潰れるのです。まったなしです。誰も助けてはくれません」と言っています。

 彼がロシアに招かれて、その事を話したら、担当大臣がびっくりしていました。「先生、『汗を出せ!』というのは分かります。『涙を出せ』とはどのような意味ですか?」と質問したのです。

 簡単です。資本主義は潰れる会社がたくさんあるのです。潰れた会社の社長は涙を出してホームレスになるのです。これは、涙を出して当たり前です。儲ける人はどんどん儲けるのです。皆が屁理屈を述べても会社は「儲かるか・儲からないか」です。儲からな会社は、必然的に涙を出すことになるのです。

 資本主義社会が、涙と汗を出すようになっているのです。成功者は汗を出し、失敗者は涙を流して泣くのです。これからの時代は、「涙と汗の時代」です。ということは、倒産する会社がたくさん出てくるということです。時代に合わない会社は潰れます。自治体でも潰れるかもしれません。もたもたしていると、アッという間に潰れてしまいます。いい加減な気持ちで経営者は務まらないのです。本当に良い会社だけが伸びていくのです。

 ファナックという会社は10年先の注文まで入っています。これは、ロボットをつくるロボットの会社です。これは、日本でなければできないのです。そのような凄い技術を持っていて、天皇陛下も視察された会社です。

 山梨に本社があり、静岡にも工場があります。ロボットを造るロボットです。中国では公害が問題になっていて、どうしても日本の技術にたよらなければ公害を解決できないのです。そして、良い物をつくらなければダメなのです。良い物をたくさんつくるためには、ロボットを使わないと、中国人の労働者では製品にばらつきがあってダメなのです。

 そのロボットを造る会社が日本にあり、10年先まで注文が入っているのです。この会社の株価は、長谷川慶太郎先生が紹介してから3倍になってしまいました。これは、汗を出している会社です。

 三菱電機の癌の治療器は、世界に4台しかありません。99%癌が取れてしまうのです。こんな技術は日本でなければできません。三菱電機も凄い成長産業です。

 それから三菱重工は戦車にしても凄い戦車をつくっています。M―10戦車は、世界一位の性能を持っています。そのような企業は伸びるのです。

 ところが、何十年も同じような事をやって、ボーとしている会社はただちに潰れてしまいます。しかも、それを誰も助けられません。経営者は乞食になって、ホームレスになるしかないのです。

 現代社会は厳しいのです。経営者が、ゴルフ・パチンコ・マージャン・カラオケなどやっている時間はないのです。長谷川慶太郎先生は88歳ですが、そんな事は一度もやったことはありません。そんなものをやっている時間があったら、勉強するのです。

 「どの企業が伸びて、どの企業が伸びないのか、どうしたら会社を伸ばしていけるのか?」という勉強するべき課題があって、休日も祝日もありません。そのような人が汗をかく人であり、その人の会社だけが伸びていくのです。これからは厳しい時代です。

 このような話を聞いた時に皆さんも、「パチンコやってる?」「マージャン、やってるんじゃないの?」「競馬・競輪、やってるのでは?」そんな奴は、これからは生き延びておれないのです。

 僕は何もやりません。競馬・競輪やりません。パチンコ・ゴルフやりません。海外旅行もやらないのです。だから生きていられるのです。そんなことをやって、あまっちょろい考え方をしている奴は、たちどころに涙の世界になってしまうのです。

 「涙と汗」いい話です。汗をかいて生き残るか、涙を出して人生を終わりにするのか、この二つの選択のうちのどちらかです。汗をかくということは、努力をするということです。少しの暇も惜しんで努力をするのです。長谷川慶太郎先生は、88歳になってもまだまだ努力をしています。凄い先生です。何でも知っています。

 コンピュターの事から、経済、世界の企業のことまで何でも知っています。そのような時代です。僕のブログを読んでいる皆さんは、まだ若いのですから本気になって取り組まなければいけません。僕なんかもまだまだ勉強しているほうだと思います。勉強する人に終わりはないのです。勉強しない奴は、涙を出して「御退場!」になってしまうのです。

 そのような時代なのですから、しっかりと頑張って汗を出して、涙を出さないようにしていきましょう。



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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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