太陽の党 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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いよいよ石原慎太郎、田母神俊雄が中心となってつくる『太陽の党』が、結成されました。内容を見ると「憲法破棄」が一つ、「新憲法の成立」、「日本軍の創設」「相続税の全廃」「原発の再開発、外国人参政権の延長」です。原発と外国人参政権は、やらないと言っているわけではありません。「延長する」と言っているのです。

 この太陽の党と僕の考え方は、ほとんど同じだけれども二つ違う点があります。何が違うのかと言うと、まず、太陽の党は「憲法の破棄」と言っています。「昭和21年、GHQに占領されている時に憲法を押し付けられたわけですから、占領基本法である」と言えないこともないのです。

 しかし、竹田恒泰さんもそうで、みなさん苦労したのは、GHQから押し付けられた憲法ではあるけれども、大日本帝国憲法との連続性ということを非常に苦心されたのです。大日本帝国憲法と日本国憲法は、全く違うのでしょうか。大日本帝国憲法を破棄して、日本国憲法をつくったのか、どうなのかという問題がありますが、当時の人が一番苦しんだのは、「大日本帝国憲法の延長線上に日本国憲法がある」という物の考え方なのです。

 押し付けられた事は、間違いありませんが、大日本帝国憲法の改正手続きに従って、その通りにつくった憲法ですから、「大日本帝国憲法と、日本国憲法は同じものだ」という解釈なのです。

 その憲法を認めて帰順することによって、現在の天皇の地位があるのです。そこで「あれは占領基本法だから、憲法の破棄だ!」などと言い出すと、天皇の地位も危ないことになるのです。

 今、天皇の地位は非常に安定していますが、「天皇は現行憲法により安定している」とも言えるのです。「主権は在民であり、天皇は象徴である」という考え方に基づいて、全ての国事行為が行われているのですから、それを破棄してしまうとどうなってしまうのでしょう。そんな無責任なことはできません。

 憲法改正はよいのです。日本国憲法を改正手続きに従って、憲法を変えることはよいことなのです。「破棄する」とは、意味が違うのです。「日本国憲法は無かった」ということになるのです。70年間もそれでやってきたのですから、その間が何も無かったのだということになってしまうので、「それは違うだろう」と思います。これが、僕の意見と違うところです。

 それから、「原発は再開を延期する」と言っています。ここも問題点があります。こんなものは永久に禁止でよいのです。「永久に辞める」と言ったほうがよいと思います。

外国人参政権の問題については、これも「凍結」です。「そのような問題はあるのですが、すぐに外国人に参政権を与えるものではなく、凍結してしばらく様子をみてみましょう」とう考えですが、これもダメです。これは、僕の考えと全く違います。

 外国人参政権などというものは、認めるものではないのです。「凍結する」という問題ではありません。韓国は日本国を「敵国」と思っています。敵国と思っている国を、日本の政治に参加させるということは、どう考えてもあり得ません。

 「外国人を取り込みたい」という党利党略からみな言っているのです。日本には外国人が100万人近くいるのですから、「自分達の票が取りたい」と思い、そのためには外国人にオベンチャラを使わなければいけないわけです。「参政権を与えます」と言って、撤廃できないのです。そこのところをしっかりしないとダメです。

 このような曖昧模糊とした点はあるけれども、一応今の時点では一番筋が通っているのではないかと思います。従ってこれからは、僕も太陽の党を応援していきたいと思います。


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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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