※いよいよ７月２８日発売！
定価1,600円（税別）
ISBN978-4-7763-0063-2
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集団的自衛権について各テレビ局が全世界の人々に感想を聞いたところ、ニューヨーク在住のアメリカ人に、この問題について質問をしていました。そのアメリカ人は、「これで日本は、アメリカのコマになりましたね」と答えました。
この答えは非常に適切です。国が違うので、アメリカが日本を直接動かすことはできません。しかし、集団的自衛権によりアメリカは、日本をコマとして使えるのです。いつでも戦闘に行ってくれるのですから、非常に大きな力です。
自衛隊の力は、２２万人です。アメリカは、これがタダで手に入るのです。タダで使えて、タダで手に入って、人間もタダです。こんな有難い話はないのです。アメリカにとっては、涙が出るほど有難い話なのです。
その喜びをかみ殺して、「半分賛成である」という渋い言い方をしています。これは、うれしさのあまりなのです。本当は天にも舞い上がるほどうれしいのですが、わざとそのような表現をしているのです。
アメリカ人の血を流す率がそれだけ減ったのです。血を流すということは、大変なことで、それをジャップがやってくれるのですから、こんな有難いことはないのです。金はいらないのですから、どこでも戦争ができるのです。ジャップが使った分、アメリカから武器を買うので、こんなうれしいことはないのです。戦略目標を達成して、アメリカ人の血を流さず、日本は武器を消耗するから、その分をアメリカから買います。これは、うれしいですね。
アメリカが世界戦略を持っているということを忘れてはいけません。世界戦略を持たない国と、共同で集団的自衛権を持つならばよいのですが、アメリカは世界戦略を持っています。ということは、積極的に戦争をする国なのです。
「今度はあそこで紛争をつくろう」「今度はあそこで戦争だ」と、戦争をつくられて、イラクでアメリカが戦争して、日本が出ていけば日本でテロが起きます。
それはともかくとして、この法案は成立までに約１年はかかります。法律の件数にして６０件の法律を通さなければ実行できません。大きく分けて１０本、ちいさく分けて６０本の法律を議会で安倍さんは通さなければいけません。
その間に反対運動がどんどん起きてきて大変な騒ぎになります。しかも、話によれば習近平は４００人の暗殺部隊を送っています。その間、スキができたところで安倍は命を狙われるでしょう。もう狙われているのです。
もし、安倍の命が狙われないとすれば、今度はテロです。新幹線の爆破など、色々なテロを中国が起こしてきます。そんなことは、目に見えていることでしょう。反対運動は火を噴き、共産党はおとなしくしているけれども、やがては大運動を起こしてくるだろうし、民主党もうまく使えばチャンスなのです。民主党が天下を取る日もくるのです。
野党の連中は、そのような自覚に燃えているのでしょうか？ 裏切り野党が「集団的自衛権に賛成だ」と言っていますが、話になりません。「これで日本はアメリカのコマになった」この一言に物凄く大きな意味があるのです。
だから、僕は反対だと言っているのです。日本を守るための集団的自衛権なら誰も反対はしません。そうではないのです。アメリカのコマになるための、集団的自衛権なのです。だからこそ、反対なのです。
安倍さんはそれを知っているから、「何が何でも早く、急いでやってしまおう！」と考えているのです。合言葉は、「早くやってしまおう」です。集団的自衛権の本当の姿がだんだん出て来るから、長い議論はやりません。
「まず、内閣で一致してしまおう」ということです。それから言論の封殺です。ＴＢＳは、特に容認です。それはそうです。ＴＢＳの親会社は毎日新聞です。毎日新聞で、聖教新聞の輪転機をまわしてバンバン刷っているのです。これは大変な収入になるわけで、これが無くなったら毎日は潰れるくらいです。だから、ちょうちん記事を書いて「公明党に救いを入れよう」ということで、「本当に良いことをやったのだ」という論調です。書いたものを見ればすぐに分かるのです。
これに猛烈な反対をしているのが、北朝鮮と中共です。なんとしても阻止しようとしているのも事実です。左翼の陣営と、北朝鮮、中国、新左翼も動くでしょう。恰好の運動テーマです。「ピンチは、最大のチャンス」です。
自民党が押し切ったことは、野党にとっては最大のチャンスなのです。「自民党を葬るチャンスが来たぞ！」と思って反対運動をすればよいのです。僕もこの場合は左翼に応援歌をおくります。「この法案をつぶせ！」と思っています。
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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・６・５
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