人が何かを知っていると言えるのは、
少ししか知らない場合だけです。
多くのことを知るにつれ、疑いが増すのです。
「知る」というのは奥の深い言葉です。
「あっ、それ知ってる」というレベルのものから、
「酒の味を知る」「子を持って知る親の恩」など、
言葉の深さや重さがこれほど多くのレベルを持つ
言葉もあまりないでしょう。情報を手に入れる
という意味の「知る」ことが、今のように速く
簡単な時代はこれまでにありませんでした。
コンピュータの出現によって、自分の望む情報が
瞬時に得られるようになったのです。速く、多く
知ることが人を制する時代となり、コンピュータを
あやつれるかどうかが、世界中の人間を貧困層と
富裕層に分けるとまで言われています。
しかし「物事の内容を理解し、わきまえる」という
意味の「知る」はますます遠く、薄くなっている
ように思います。本を読み、繰り返し考え、疑問が
起こればそれを探究する。自分の無知を知り、
思慮深い人間になるための知性が育まれるためには、
それだけの時間が必要なのです。あふれる情報に
押し流されることなくそれらを活用し、コンピュータ
との共存の道を模索するのが、現代人のなすべき
ことでしょう。「知らないもんほどよくしゃべる」
と言われないためにも。
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