本当の雌鶏（めんどり）は
卵を産んでから鳴く。
～ドイツのことば～
卵を産まないニワトリは、いつも自慢げに
「コケコッコー」と鳴いてばかりいます。一方、
良質の卵を産むニワトリは普段あまり鳴かないのに、
卵を産んだときだけ、自慢げに大きな声を出して鳴く
というエピソードがあります。
つまり「ゴールが見えてきても、まだ確実の到達
していない以上、周囲に自慢してはならない。
最後の最後まで気を抜くな」という戒めなのです。
なるほど、勝利を目指して頑張って駆け進んできたのに、
もし、ゴール直前でつまずいてしまったら、
その時の落胆と失望はものすごく大きいことでしょう。
周囲の人たちにも顔向けができなくなりますし
「あいつは見掛け倒しだな」と失笑を買うことにも
なりかねません。
物事が順調にいっている時こそ、慎重さを忘れては
いけません。浮かれることなく、周囲に自慢する
ことなくそして最新の注意を払いながら、
最後の最後まで物事を推し進めていくことが大切です。
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