「生きたい」という母の思いを家族みんなで支える闘病記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 要約

 

 母は血尿や体調不良が続く中、5クール目となるビロイ単体投与を受けることを決めました。血栓の治療のためリクシアナを服用しており、血尿は続いているものの、採血では貧血が大きく悪化しておらず、主治医からも現時点では投薬を継続する方針が示されました。一方、血栓が肺などに飛ぶ危険性について説明を受け、家族は大きな不安を抱えています。

 

 母は一度、ビロイをやめて別の治療を検討することも考えていました。しかし、CTで大きな変化がなく腹水もたまっていないことから、主治医から治療効果が出ていると説明され、ビロイの継続を選択しました。

 

 抗がん剤投与後は血圧が上70を下回るほど低下し、点滴を受けて休んでから帰宅。それでも少量ながら3食食べることができ、翌日にはお風呂にも入れるなど、少し落ち着いた様子を見せています。家族は心配しながらも、母自身の「生きたい」という思いを尊重し、これからも支えていこうとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.治療を続けることへの不安と本人の意思

 

 抗がん剤治療は、病気そのものだけでなく、副作用や体力低下との闘いでもあります。今回の記事では、家族が母親のつらそうな姿を見て「本当に続けて大丈夫なのだろうか」と心配する一方、本人は治療を続けることを選択しています。治療を受ける本人と、それを見守る家族では、同じ状況でも感じることが異なります。だからこそ、治療をどうするかという場面では、医学的な説明だけでなく、本人が何を大切にしているのかを確認することも重要だと感じさせられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.治療効果が期待できる一方で、身体への負担も大きい現実

 


 CTで大きな変化がなく、腹水もたまっていないという説明を受け、母親はビロイの継続を決めました。しかし、その一方で抗がん剤投与後には血圧が大幅に低下し、点滴を受ける必要がありました。「治療に効果が期待できる」ということと、「身体が治療に耐えられる」ということは、必ずしも同じではありません。この記事からは、治療のメリットだけではなく、副作用や体力とのバランスを見ながら、その都度状態を確認していくことの大切さが伝わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

3.家族で支えることの大切さ

 


 母親の治療継続をめぐり、姉妹もそれぞれ心配な気持ちを抱いていました。それでも最終的には、「母がそう決めたなら、みんなで支えていこう」と気持ちを一つにしています。テレビ電話で様子を確認したり、妹が実家を訪れたりするなど、家族ができる範囲で支えています。闘病生活では、家族も不安や葛藤を抱えます。それでも本人の思いを尊重しながら寄り添う姿は、長期にわたる治療生活を支える大きな力になるのだと思います。

 

 

 

 

 励ましの言葉

 

 長い治療生活の中で、血尿や血栓、低血圧など、次から次へと心配なことが起こる状況は、ご本人にとっても、ご家族にとっても本当に大きな負担だと思います。それでも、お母さまがご自身で治療を続けることを決め、その思いを家族みんなが受け止めて支えようとしている姿がとても印象に残りました。抗がん剤を受けた日は、まず一日を無事に乗り越えられたことだけでも十分なのだと思います。3食を吐かずに食べられたこと、お風呂に入れたこと、少し元気な姿でテレビ電話ができたこと――そんな一つ一つの出来事が、ご家族にとって大切な安心につながっているのだと感じます。これからも体調の変化を見ながら、無理をしすぎず、一日一日を大切に過ごせますように。お母さまの思いが尊重され、ご家族とともに穏やかな時間を少しでも多く過ごせることを願っています。