青森県八戸市個別指導進学塾/勉強ナビ塾長のGO FOR DREAM -5ページ目

中学校の定期テストで確実に点数をとる!vol.12

こんにちは、塾長の中嶋です。

定期テストの勉強のやり方について、紹介したいと思います。

今回は

第2章 傾向と対策を考え、優先順位をつける
2.テスト勉強の仕分けと優先順位 です

①暗記・演習問題・応用問題などに仕分けする
 テスト問題はいくつかの種類に分けられます。一つはひたすら暗記を必要とする問題、もう一つはトレーニングによって解く力をつける基本の演習問題、最後はいくつかのポイントを組み合わせたり、難しい数字などに置き換えられて出題される応用問題です。
 例えば以下のように仕分けることが出来るでしょう。

まずはテスト範囲の項目を、どの項目がどの勉強方法にあてはまり、またそれらがどのくらいあるか、ざっと見極めるのです。

②テスト勉強の優先順位
 読んでいる生徒の多くは平均点ぐらいの人が多いと思いますので、平均点以上の点数をとるための優先順位をお話しします。またここで紹介するのは、教科ごとに絞らず主要5教科全てに対応できるものです。ポイントは学校で使用している教材をメインに勉強することです。

優先順位&絶対にやるべきもの
1.学校使用教材(ワークやプリント)を範囲まで解く
2.学校使用教材(ワークやプリント)の丸付け→見直し→理解と暗記
3.テスト範囲の教科書とノートを読んでポイントを確認
4.重要な単語や用語、公式を暗記
5.間違った、学校使用教材(ワークやプリント)を再度解く
6.過去のテストの問題を解く

中学校の定期テストで確実に点数をとる!vol.11

こんにちは、塾長の中嶋です。

定期テストの勉強のやり方について、紹介したいと思います。
今回は

第2章 傾向と対策を考え、優先順位をつける

ここでは、テスト勉強をするにあたって、過去の問題などからテストの傾向や対策を考え、どの教材のどの箇所から取り組むのかといった優先順位のつけ方について説明します。この作業は次章で説明するテスト勉強の計画を立てるために非常に重要になってきます。
 テスト勉強のスタートはまずは、どんな問題がどんな形式で出題されるのか?を分析し、自分がどんな優先順位で勉強に取り組むのか、準備を行うことから始まります。
1.過去の問題から傾向を考えるです

 過去のテスト問題を分析すると、テストに良く出てくる箇所つまり勉強すべき箇所が見えてきます。前回のテスト問題を取り出して、分析してみましょう。テスト問題の傾向は教科ごと、学年ごと、先生ごとに少しずつ違っているものですが、この傾向がわかることによって、テスト勉強はとても効率がよくなるのです。
分析する際に用意するものは過去のテスト問題、教科書・資料集・ノート、プリント・問題集です。
実際にチェックしてみると、例えばこんなことに気が付いてきませんか?

国 語・・・熟語・四字熟語の読み書き問題が多い。
数 学・・・教科書にある応用問題から同じ問題が出されている。
英 語・・・小テストで出された英単語が問題になっている。
社 会・・・資料集に載っている写真が問題になっていることが多い。
理 科・・・実際にやった実験で使った器具の名前が問題に出てくる。

以上のような特徴がわかってくると、次回のテストも「おそらくこのあたりから、こんな形でだされるのではないか」という予想が出来ると思います。この分析は、一人でやるにはとても大変な作業ですので、親と一緒にやるか、友達と一緒に遊び感覚でやると面白いでしょう。
こうした分析は、高校入試や大学入試の際にも必ず必要になってきます。中学のうちになれておくことが必要です。

中学校の定期テストで確実に点数をとる!vol.10

こんにちは、塾長の中嶋です。

定期テストの勉強のやり方について、紹介したいと思います。
今回は

第2章 傾向と対策を考え、優先順位をつける
4.テストの本番に弱い です

最初の質問でⅡ.Ⅲ.Ⅵ.を理由にあげた人は「テストの本番に弱い」タイプといえます。テスト勉強も十分にしたし、今回のテストは自信がある、と思っていたのに、いざ解答用紙が戻ってくると予想以上に点数が低く落ち込んでしまったってことありませんか?
塾生の中にも、勉強している様子に比べ、予想より点数が低い人がいます。
勉強をきちんとしているつもりなのに、点数が伸びないという悩みを抱えている生徒がいます。それらは、ずばり「本番に弱いタイプ」と言えます。テスト本番の肝心なところでのミスが点数の伸び悩みにつながっているのです。

①ケアレスミスを連発している
だれもが一度は経験する「まさか」と思うようなミス、みなさんにも覚えがあると思います。
私はケアレスミス連発型の塾生と真剣に向き合う中で、多くの対策方法を考え実践してみました。ここでは、その中で効果があったものをご紹介します。

■問題を解く基礎力が不足。
ここでいう基礎力とは、1)問題の意味をきちんと理解できる力。2)基本的な問題を早いスピードで解ける力。3)計算ミスをしない力。以上の3つです。
この3つの力をつけるためには、多くの問題を解いて、頭をなれさせ、免疫力をつけることです。ずばり、ケアレスミスを連発する人の多くの理由は、問題演習量が少ない、つまり勉強不足です。特に数学や理科の計算ミスが多い人がこれに該当します。
スポーツでも同じことが言えますよね。練習量が少ないチームは簡単なミスを連発し、集中力が途切れてしまい、自分たちのペースで試合が展開できなかった結果負けてしまうのです。運動部の学生はなんとなくわかるのではないでしょうか?。

■問題演習の際にミスした問題の見直しをしっかり。
ワークや問題集の中で、どこでミスをしたのか?きちんと見つけ、一つひとつを確実につぶしていくことが必要です。どこでミスをしたのか、毎回確認することで自分の弱点がわかりその部分を十分に気をつけることで改善される場合が多いです。
私の塾ではここを徹底してやっています。間違った場所や原因を探すことができる人は、ケアレスミスはどんどん少なくなります。

■英単語・漢字などのスペルミス・覚え間違い
丸付けを自分でやっていると、なかなか見つけにくいですね。中学1年生の時は親がチェックすることをおすすめします。あるいは、塾の講師にチェックしてもらうことも良いでしょう。自分で丸付けをする場合は、ゆっくり行い雑に行わない癖をつけましょう。ちょっとしたことですが、とても大切なことです。

■テスト中の見直しをしっかり
ケアレスミスを少なくするには、見直しをしっかりすること、そのためには見直しをする時間を作ることです。
見直しができる時間をとれるように問題を解くスピードをアップする必要があります。さらに全部の問題の見直しが間に合わないなら、見直すべきポイントを絞ることも必要です。  
テストの見直しについては、第5章3「テストの最中の見直し」を参考にしてください。

■ケアレスミスは実はケアレスミスではない
 「ケアレスミス」とは「わかっていた(解けていた)はずなのに間違えてしまったもの」と言えると思います。塾生と一緒にテストの答案用紙の見直しをしている時に、安易に「ケアレスミス」だっと片づけてしまっている人が多いことに気付きます。
そういう人に限ってまた同じ間違いをしてしまいます。本当に分かっていなくて間違えてしまったのであれば、それは単なるケアレスミスとして処理するのではなく、きちんと理解して解けるように練習するべきですし、意識を変えなければいけません。「ケアレスミス」と思い込み、自分から逃げることは絶対にやめましょう。「ケアレスミス」=「実力不足」ということを改めて意識して欲しいです。

②あがり症で本番に十分力が発揮できない
あがり症型は2つの対策があります。
1つめは、冷静さを保とうと思っても、どうしてもあがってしまう、あがり症な方。
生まれもったものである場合が多く十分なトレーニングが必要です。トレーニング方法は自宅で朗読練習をオススメします。朗読は国語でも英語でも社会でも何でも良いですので、はっきりと聞こえる大きさで声を出して行うことです。
また学校や塾の先生にお願いをして授業中になるべく発言する機会を増やしてもらうことも効果的です。テスト本番で力みすぎるのを防げます。
2つめは、テストでがんばろう!と思ってあがってしまうタイプです。
こちらは日々の勉強での意識を高めて勉強することです。まずは学校と同じように正しい姿勢で勉強をすることを心がけてください。それだけでもまったく変わります。
意識を高める方法としてもう一つ、キッチンタイマーを使用した時間管理をおすすめします。スピードアップにもつながり、総合的に良いことが多いです。
キッチンタイマーについては、後でもご紹介します

③テストの回答に自信がない
これは、正直、勉強を積み重ねるしかありません。
更に、自信がない生徒の多くは、わからない箇所をそのまま放置している傾向があります。わからない箇所をそのままにしてしまう人は、成績はなかなか伸びません。勉強とはわからない箇所を苦しみながらも理解し、問題が解けるようになることです。それではわからない箇所はどうしたら良いでしょうか?ぜひ、学校の先生、友達、親から聞いてください。もちろん学習塾や家庭教師の先生がいる人は積極的に聞くようにしましょう。
また、このタイプの生徒は褒めて伸びるタイプでもあると思います。周りは褒めて、自信をつけさせる工夫が必要です。

中学校の定期テストで確実に点数をとる!vol.9

こんにちは、塾長の中嶋です。

定期テストの勉強のやり方について、紹介したいと思います。
今回は

第2章 傾向と対策を考え、優先順位をつける
3.「テスト勉強の方法」がわからない です

最初の質問でⅤ.を理由にあげた人は「テスト勉強のやり方」がわからないタイプといえます。それでは「テスト勉強の方法」について説明していきます。
今回、この本を見ていただいている多くの人はここが知りたいのではないでしょうか?

なぜなら、学校では実際にテスト勉強のやり方を教えてくれる先生は少ないからです。中学時代、私も教えてもらった記憶がありません。
でも実は、テスト勉強のやり方に「ずばり!!」というものはありません!
なぜなら、人は十人十色、テスト勉強のやり方も人それぞれに合ったやり方があり、また、それは絶えず変わるからなのです。また教科別、学年別、学習習熟度別にもっとも適したやり方があるでしょう。スケジュールや自分の得意不得意も多いに関係してきます。
重要なのは、自分に適した最もベストな勉強の方法はないのかを日々考えながら勉強することなのです。詳しいやり方は第2章から紹介します。

ここでは勉強にとりかかる前に「これだけは守って欲しい」というルールを紹介します。これはすべての教科に当てはまることですので、ぜひ自分の中でルール化して、最低限これだけは頭に入れてテスト勉強に望みましょう。

ルール① 勉強に集中できる環境を整える
テスト勉強は、もっとも集中できて短時間でも成果に結びつく環境で行うことが重要です。
自分の部屋であったり、リビングなどであっても「ベストな環境」で勉強しなければ意味がありません。次のチェックリストに1つでも該当するものがある場合は、まずは勉強する環境を変えることからはじめましょう。

ルール② 「ながら勉強」は、絶対にやめましょう。
「ながら勉強」とは「何かをしながら」勉強することです。
例えば、テレビや音楽をかけながら勉強することやお菓子などを食べながら、携帯電話で友達とメールをしながら、寝転びながら勉強をすることです。音楽があるほうが集中出来るとか、リラックスできるなどと思うかもしれませんが、計算や暗記に集中すべき勉強は、ながら勉強は集中できる環境としてはベストでもベターでもありません。
「ながら勉強」は2つ以上の事を同時にやっていますので、集中力も分散されます。特に集中力を最も必要とする「暗記」には絶対に向きません。兄弟が居たり、家のスペースが限られているためにTVの音や会話が聞こえる環境の人は、耳栓をすることをおすすめします。お菓子やガム、飴を食べながら勉強する人もいます。これもやめましょう。一方で、気分転換や眠気防止の為に休憩時間を利用してガムを食べることは良いことだと思います。

ルール③ 誘惑物が目に入らない場所で勉強する。
また、勉強をする上で最も気をつけたいのがゲームや携帯電話などの勉強の邪魔をする誘惑物です。誘惑物は勉強するスペースに絶対あってはいけません。マンガ本や雑誌、鏡、化粧品なども目に入らない場所がベストですね。
最近は中学生でも携帯電話を持っている人が多くなりましたが、携帯電話ほど勉強を邪魔するものはありません。勉強中に友達とメール交換をしている生徒の話を良く聞きますが、友達からの返事に気をとられ、集中して勉強できているとは到底思えません。
勉強中は電源を切って違う場所に置くか、親に預けるぐらい徹底しましょう。保護者の方は勉強中は子供から預かった方が良いです。

ルール④ 決まった時間に決まった場所で勉強する。
また、普段の勉強から心がけていただきたい事は同じ場所で、同じ時間に勉強する習慣をつけることです。時間帯や家族の予定にあわせて、自分の部屋とリビングを行き来したり、学習机とテーブルで場所を変えてみたりする人もいますが、おすすめできません。
決まった時間に決まった場所で勉強することにより、体や心は「勉強するぞ!」という気持ちが高まり、勉強するモードに切り替わるのです。さらに、勉強するときの姿勢にも注意したいです。床に教科書を広げ寝そべった状態や、机に突っ伏したり、良くない姿勢での勉強は集中力にも関係していきます。出来るだけ学校や塾の授業中と同じような環境で行うと、集中して勉強することが出来るのです。

中学校の定期テストで確実に点数をとる!vol.8

こんにちは、塾長の中嶋です。

定期テストの勉強のやり方について、紹介したいと思います。
今回は

第2章 傾向と対策を考え、優先順位をつける
2.テスト勉強の仕分けと優先順位 です

①暗記・演習問題・応用問題などに仕分けする
 テスト問題はいくつかの種類に分けられます。一つはひたすら暗記を必要とする問題、もう一つはトレーニングによって解く力をつける基本の演習問題、最後はいくつかのポイントを組み合わせたり、難しい数字などに置き換えられて出題される応用問題です。
 例えば以下のように仕分けることが出来るでしょう。

まずはテスト範囲の項目を、どの項目がどの勉強方法にあてはまり、またそれらがどのくらいあるか、ざっと見極めるのです。

②テスト勉強の優先順位
 読んでいる生徒の多くは平均点ぐらいの人が多いと思いますので、平均点以上の点数をとるための優先順位をお話しします。またここで紹介するのは、教科ごとに絞らず主要5教科全てに対応できるものです。ポイントは学校で使用している教材をメインに勉強することです。

優先順位&絶対にやるべきもの
1.学校使用教材(ワークやプリント)を範囲まで解く
2.学校使用教材(ワークやプリント)の丸付け→見直し→理解と暗記
3.テスト範囲の教科書とノートを読んでポイントを確認
4.重要な単語や用語、公式を暗記
5.間違った、学校使用教材(ワークやプリント)を再度解く
6.過去のテストの問題を解く

中学校の定期テストで確実に点数をとる!vol.7

こんにちは、塾長の中嶋です。

定期テストの勉強のやり方について、紹介したいと思います。
今回は

第2章 傾向と対策を考え、優先順位をつける
1.過去の問題から傾向を考える です。

ここでは、テスト勉強をするにあたって、過去の問題などからテストの傾向や対策を考え、どの教材のどの箇所から取り組むのかといった優先順位のつけ方について説明します。この作業は次章で説明するテスト勉強の計画を立てるために非常に重要になってきます。
 テスト勉強のスタートはまずは、どんな問題がどんな形式で出題されるのか?を分析し、自分がどんな優先順位で勉強に取り組むのか、準備を行うことから始まります。

1.過去の問題から傾向を考える
 過去のテスト問題を分析すると、テストに良く出てくる箇所つまり勉強すべき箇所が見えてきます。前回のテスト問題を取り出して、分析してみましょう。テスト問題の傾向は教科ごと、学年ごと、先生ごとに少しずつ違っているものですが、この傾向がわかることによって、テスト勉強はとても効率がよくなるのです。
分析する際に用意するものは過去のテスト問題、教科書・資料集・ノート、プリント・問題集です。
実際にチェックしてみると、例えばこんなことに気が付いてきませんか?

国 語・・・熟語・四字熟語の読み書き問題が多い。
数 学・・・教科書にある応用問題から同じ問題が出されている。
英 語・・・小テストで出された英単語が問題になっている。
社 会・・・資料集に載っている写真が問題になっていることが多い。
理 科・・・実際にやった実験で使った器具の名前が問題に出てくる。

以上のような特徴がわかってくると、次回のテストも「おそらくこのあたりから、こんな形でだされるのではないか」という予想が出来ると思います。この分析は、一人でやるにはとても大変な作業ですので、親と一緒にやるか、友達と一緒に遊び感覚でやると面白いでしょう。
こうした分析は、高校入試や大学入試の際にも必ず必要になってきます。中学のうちになれておくことが必要です。

公開授業のお知らせ

こんには、勉強ナビゲータの中嶋直昭です
下記のとおり、公開授業を行います。多くの方に参加してほしい内容です。


勉強ナビ「公開授業」のご案内

今年の4月からBeFMで「勉強ナビ」子供が知りたい家庭学習のやり方を紹介するラジオ番組!をやっています勉強ナビゲーターの中嶋直昭と申します。番組の企画として年末に引き続き第3回目の公開授業を行うことになりましたのでそのご案内です。
八戸高校卒業、東京大学卒業、現在東京都内で個別学習塾の大学受験専門の講師である田端尚徳氏をお招きして、下記の企画を行う事となりました。つきましては費用も無料でありますので、多くの方にご案内したいと考えています。ぜひ生徒さんが見れる場所に掲示をお願いしたくよろしくお願いいたします。公開授業後に営業的なものはありませんのでご安心ください。ご不明な点はご連絡ください。

■企画の目的
 大学受験(センター試験)を見据えた勉強のやり方と実践的な教務を体験してもらうため
■日時場所
 平成27年3月22日(日)18時から19時30分まで
 はっち5階レジデンスA
■対象
 高校生(1年生、2年生)先着20名
■授業内容
 1部:「現役で大学合格するための勉強のやり方」(30分)
 2部:英語
    センター対策英文読解、解釈方法、および学習法(60分)
 その他質疑応答の時間あり
■費用
 無料
■持参物
 筆記用具、ノート
■申込方法
 電話のみ。申込期限は3月14日(土)まで。
電話番号 0178-807936- 勉強ナビまで
■講師プロフィール(田端尚徳氏)
青森県立八戸高等学校からを卒業し、東京大学へ進学し、2002年、東京大学文学部東洋史学専修課程を卒業。その後、民間会社勤務を経て、東京大学大学院人文社会系研究科へ進学(専攻は朝鮮近世史)。取得学位は文学修士。大学院在学中の2006年に有志とともに株式会社さつき教学舎を設立。大学受験科英語、国語、日本史、世界史、高校受験科英語、国語、社会担当。大手進学塾の指導体制に満足しない生徒へ個別指導を主に担当し、毎年、十数名の大学合格者
を輩出している。

再放送の曜日と時間の変更のお知らせ

こんにちは、勉強ナビゲータの中嶋直昭です。

昨年の4月からBeFMラジオ番組
「勉強のやり方を紹介する、勉強ナビ!」

今年の4月以降も、継続が決定しました。ありがとうございます。

現在
毎週日曜日の18時から放送しています。が
再放送が今年の1月から毎週金曜日の20時に変更となっていました。
大変申し訳ありませんでした。

今後とも、子供たちに勉強のやり方のヒントを多く紹介していきたいと
思います。


中学校の定期テストで確実に点数をとる!vol.6

こんにちは、塾長の中嶋です。

定期テストの勉強のやり方について、紹介したいと思います。
今回は

第1章 テストで点数がとれない「4つのタイプ」です。
4.テストの本番に弱い についてです

最初の質問でⅡ.Ⅲ.Ⅵ.を理由にあげた人は「テストの本番に弱い」タイプといえます。テスト勉強も十分にしたし、今回のテストは自信がある、と思っていたのに、いざ解答用紙が戻ってくると予想以上に点数が低く落ち込んでしまったってことありませんか?
塾生の中にも、勉強している様子に比べ、予想より点数が低い人がいます。
勉強をきちんとしているつもりなのに、点数が伸びないという悩みを抱えている生徒がいます。それらは、ずばり「本番に弱いタイプ」と言えます。テスト本番の肝心なところでのミスが点数の伸び悩みにつながっているのです。

①ケアレスミスを連発している
だれもが一度は経験する「まさか」と思うようなミス、みなさんにも覚えがあると思います。
私はケアレスミス連発型の塾生と真剣に向き合う中で、多くの対策方法を考え実践してみました。ここでは、その中で効果があったものをご紹介します。

★問題を解く基礎力が不足。
ここでいう基礎力とは、1)問題の意味をきちんと理解できる力。2)基本的な問題を早いスピードで解ける力。3)計算ミスをしない力。以上の3つです。
この3つの力をつけるためには、多くの問題を解いて、頭をなれさせ、免疫力をつけることです。ずばり、ケアレスミスを連発する人の多くの理由は、問題演習量が少ない、つまり勉強不足です。特に数学や理科の計算ミスが多い人がこれに該当します。
スポーツでも同じことが言えますよね。練習量が少ないチームは簡単なミスを連発し、集中力が途切れてしまい、自分たちのペースで試合が展開できなかった結果負けてしまうのです。運動部の学生はなんとなくわかるのではないでしょうか?。

★問題演習の際にミスした問題の見直しをしっかり。
ワークや問題集の中で、どこでミスをしたのか?きちんと見つけ、一つひとつを確実につぶしていくことが必要です。どこでミスをしたのか、毎回確認することで自分の弱点がわかりその部分を十分に気をつけることで改善される場合が多いです。
私の塾ではここを徹底してやっています。間違った場所や原因を探すことができる人は、ケアレスミスはどんどん少なくなります。

★英単語・漢字などのスペルミス・覚え間違い
丸付けを自分でやっていると、なかなか見つけにくいですね。中学1年生の時は親がチェックすることをおすすめします。あるいは、塾の講師にチェックしてもらうことも良いでしょう。自分で丸付けをする場合は、ゆっくり行い雑に行わない癖をつけましょう。ちょっとしたことですが、とても大切なことです。

★テスト中の見直しをしっかり
ケアレスミスを少なくするには、見直しをしっかりすること、そのためには見直しをする時間を作ることです。
見直しができる時間をとれるように問題を解くスピードをアップする必要があります。さらに全部の問題の見直しが間に合わないなら、見直すべきポイントを絞ることも必要です。  
テストの見直しについては、第5章3「テストの最中の見直し」を参考にしてください。

★ケアレスミスは実はケアレスミスではない
 「ケアレスミス」とは「わかっていた(解けていた)はずなのに間違えてしまったもの」と言えると思います。塾生と一緒にテストの答案用紙の見直しをしている時に、安易に「ケアレスミス」だっと片づけてしまっている人が多いことに気付きます。
そういう人に限ってまた同じ間違いをしてしまいます。本当に分かっていなくて間違えてしまったのであれば、それは単なるケアレスミスとして処理するのではなく、きちんと理解して解けるように練習するべきですし、意識を変えなければいけません。「ケアレスミス」と思い込み、自分から逃げることは絶対にやめましょう。「ケアレスミス」=「実力不足」ということを改めて意識して欲しいです。

②あがり症で本番に十分力が発揮できない
あがり症型は2つの対策があります。
1つめは、冷静さを保とうと思っても、どうしてもあがってしまう、あがり症な方。
生まれもったものである場合が多く十分なトレーニングが必要です。トレーニング方法は自宅で朗読練習をオススメします。朗読は国語でも英語でも社会でも何でも良いですので、はっきりと聞こえる大きさで声を出して行うことです。
また学校や塾の先生にお願いをして授業中になるべく発言する機会を増やしてもらうことも効果的です。テスト本番で力みすぎるのを防げます。
2つめは、テストでがんばろう!と思ってあがってしまうタイプです。
こちらは日々の勉強での意識を高めて勉強することです。まずは学校と同じように正しい姿勢で勉強をすることを心がけてください。それだけでもまったく変わります。
意識を高める方法としてもう一つ、キッチンタイマーを使用した時間管理をおすすめします。スピードアップにもつながり、総合的に良いことが多いです。
キッチンタイマーについては、後でもご紹介します


③テストの回答に自信がない
これは、正直、勉強を積み重ねるしかありません。
更に、自信がない生徒の多くは、わからない箇所をそのまま放置している傾向があります。わからない箇所をそのままにしてしまう人は、成績はなかなか伸びません。勉強とはわからない箇所を苦しみながらも理解し、問題が解けるようになることです。それではわからない箇所はどうしたら良いでしょうか?ぜひ、学校の先生、友達、親から聞いてください。もちろん学習塾や家庭教師の先生がいる人は積極的に聞くようにしましょう。
また、このタイプの生徒は褒めて伸びるタイプでもあると思います。周りは褒めて、自信をつけさせる工夫が必要です。

中学校の定期テストで確実に点数をとる!vol.5

こんにちは、塾長の中嶋です。

定期テストの勉強のやり方について、紹介したいと思います。
今回は

第1章 テストで点数がとれない「4つのタイプ」です。
3.「テスト勉強の方法」がわからない についてです

最初の質問でⅤ.を理由にあげた人は「テスト勉強のやり方」がわからないタイプといえます。それでは「テスト勉強の方法」について説明していきます。
今回、この本を見ていただいている多くの人はここが知りたいのではないでしょうか?
なぜなら、学校では実際にテスト勉強のやり方を教えてくれる先生は少ないからです。中学時代、私も教えてもらった記憶がありません。
でも実は、テスト勉強のやり方に「ずばり!!」というものはありません!
なぜなら、人は十人十色、テスト勉強のやり方も人それぞれに合ったやり方があり、また、それは絶えず変わるからなのです。また教科別、学年別、学習習熟度別にもっとも適したやり方があるでしょう。スケジュールや自分の得意不得意も多いに関係してきます。
重要なのは、自分に適した最もベストな勉強の方法はないのかを日々考えながら勉強することなのです。詳しいやり方は第2章から紹介します。
ここでは勉強にとりかかる前に「これだけは守って欲しい」というルールを紹介します。これはすべての教科に当てはまることですので、ぜひ自分の中でルール化して、最低限これだけは頭に入れてテスト勉強に望みましょう。

ルール① 勉強に集中できる環境を整える
テスト勉強は、もっとも集中できて短時間でも成果に結びつく環境で行うことが重要です。
自分の部屋であったり、リビングなどであっても「ベストな環境」で勉強しなければ意味がありません。次のチェックリストに1つでも該当するものがある場合は、まずは勉強する環境を変えることからはじめましょう。


□テレビ、ラジオをかけっぱなしにしたり、音楽を聴きながら勉強している。
□ガムやお菓子を食べながら勉強している。
□ゲーム、パソコン、携帯電話、マンガ本、雑誌、鏡、化粧道具などが目に入る場所、
 手の届く場所にある。
□携帯電話の電源が入っていて、友達とメールをしながら勉強している。
□勉強する部屋をその日の気分で変える、1日の勉強の中でも机とテーブルを行き来するなど、
 いつも違う場所で勉強している。
□床に寝転がって勉強したり、悪い姿勢で勉強している。

ルール② 「ながら勉強」は、絶対にやめましょう。
「ながら勉強」とは「何かをしながら」勉強することです。
例えば、テレビや音楽をかけながら勉強することやお菓子などを食べながら、携帯電話で友達とメールをしながら、寝転びながら勉強をすることです。音楽があるほうが集中出来るとか、リラックスできるなどと思うかもしれませんが、計算や暗記に集中すべき勉強は、ながら勉強は集中できる環境としてはベストでもベターでもありません。
「ながら勉強」は2つ以上の事を同時にやっていますので、集中力も分散されます。特に集中力を最も必要とする「暗記」には絶対に向きません。兄弟が居たり、家のスペースが限られているためにTVの音や会話が聞こえる環境の人は、耳栓をすることをおすすめします。お菓子やガム、飴を食べながら勉強する人もいます。これもやめましょう。一方で、気分転換や眠気防止の為に休憩時間を利用してガムを食べることは良いことだと思います。

ルール③ 誘惑物が目に入らない場所で勉強する。
また、勉強をする上で最も気をつけたいのがゲームや携帯電話などの勉強の邪魔をする誘惑物です。誘惑物は勉強するスペースに絶対あってはいけません。マンガ本や雑誌、鏡、化粧品なども目に入らない場所がベストですね。
最近は中学生でも携帯電話を持っている人が多くなりましたが、携帯電話ほど勉強を邪魔するものはありません。勉強中に友達とメール交換をしている生徒の話を良く聞きますが、友達からの返事に気をとられ、集中して勉強できているとは到底思えません。
勉強中は電源を切って違う場所に置くか、親に預けるぐらい徹底しましょう。保護者の方は勉強中は子供から預かった方が良いです。

ルール④ 決まった時間に決まった場所で勉強する。
また、普段の勉強から心がけていただきたい事は同じ場所で、同じ時間に勉強する習慣をつけることです。時間帯や家族の予定にあわせて、自分の部屋とリビングを行き来したり、学習机とテーブルで場所を変えてみたりする人もいますが、おすすめできません。
決まった時間に決まった場所で勉強することにより、体や心は「勉強するぞ!」という気持ちが高まり、勉強するモードに切り替わるのです。さらに、勉強するときの姿勢にも注意したいです。床に教科書を広げ寝そべった状態や、机に突っ伏したり、良くない姿勢での勉強は集中力にも関係していきます。出来るだけ学校や塾の授業中と同じような環境で行うと、集中して勉強することが出来るのです。