公開から1か月以上、やっとのこさ”アバター2 way of water ”観てきました、3Dで。3連休の初日も相まって、結構な混みようの中。
これ以上ない圧倒される映像美に迫りくる3Dの立体感、凄まじい情報量を劣化気味の脳力では処理不能。
ただただ悲しいかなその脚本、あまりに稚拙、3Dメガネ以上に違和感と無理のある展開。
序盤からエイワの森の3D映像美に顎外れっぱなし、3時間近くこの映像に耐えられるかが心配になる六十路前。
それに加え前作に続く話の展開、人物像や背景を思い出せず曖昧な人間関係や繋ぎの理解に小一時間。
悪い奴が主人公を追い詰める、ジェームスキャメロン風味の味付けはいつも通りに進行し・・・が、あまりに無理筋で、どうもしっくりこない。
それでもその後の水中映像CGがこの世のものとは思えない(当然かと・・)半端ない美しさ、瑞々しい質感と溢れる透明感を3Dで観せられると変な蟠りは吹っ飛びますね。
長い長い3時間以上の見応えはあるものの、歯応えのないアバター2、損はない映画かと思いました。