◆ 粗品 vs YouTuber&宮迫博之 | スマイルノート♪/なかしまたかおベイベー☆

◆ 粗品 vs YouTuber&宮迫博之



※ソース元⇒https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/375cf3ed-7c6c-4a79-8226-1f8d2aaffe18(削除されてる可能性大!)

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番組を見ていて粗品くんが良くないなと感じたのは、自らが全員に対して二択の質問を投げかけた立場で、自分とは違う真逆の回答をした人に対して「キモイ」などと言って公然でディスってしまったこと。
これはいかんよね。
感覚なんて八十億人八十色で、それを否定しちゃいかんよ。
粗品くんの行為は思想弾圧で、今風にいえばハラスメント。
もしも森香澄ちゃんが声を上げたら粗品くんはたちまち職を失うかもよ。
そうなれば明日には、彼が見下している宮迫さんと同じ立場になってしまうかも知れない。

宮迫さんは確かに過ちを犯した。
けれど“それはそれ”で、面白いか否かとは別の話ではないのかい?
面白い=正義とするなら、オレにとっては [宮迫さん>粗品くん] で、圧倒的に宮迫さんが上に来る。
「キモイ」とか言っちゃダメだよ、粗品くん。
他者の感覚を否定してはいけないよ、粗品くん。
それは思想弾圧で、今風にいえばハラスメントになる。

粗品くんって、ゆたぼんにスゴく似てるなーってとても思う。
なんていうか…こう…視野が著しく狭いというか。。。
ゆたぼんはまだ中学生だし、まぁそれは全然理解できる。
けれども31歳でこのカンジは“なかなか”だなと感じます。

自信があるのはいいことだけれど、様々な経験を経る中で徐々に新しい領域が見えてきたりして「あ、今までの自分の考え方って間違ってたかも」って思うことって大なり小なりあると思うのよね。
その感覚を知ると今度は「あ、いま自分が見えてるものって決して絶対的ではなくて、今後見えてくるであろう景色や考え方っていうのが当然あるんだろうな」と自ずと思うはず。

当然 彼には彼の感覚というものがあって、それに則って生きていくのは自由。
前述したとおりオレはそれを否定はしない。
好きに思えばいいと思う。
ただ他人をディスったり傷つけたりするのは違うだろ?という話。
どうして彼は他人をすぐにディスるのだろうか?
幼いよ。

我々の生活は先人の成果の上に成り立ってる。
戦争で被爆したことで「平和を目指そうよ」っていう思想が強く芽生え、今こうして我々は平和に過ごすことが出来てる。
戦後の人たちが馬車馬のように働いてくれたおかげで日本は高度経済成長を経て、世界でも有数の経済大国になって、我々は豊かな暮らしを出来てる。

例えばサッカー界。
カズが風穴を開けてくれたおかげでヒデがチャレンジを出来たし、彼が成功したことで俊輔や高原が追随することも出来た。
彼らの成果が本田・長友・香川・岡崎・内田・吉田麻也らのチャレンジを容易にし、また彼らの成果のおかげで多くの日本人選手に門戸が開かれ、現状のような“代表メンバーほぼ欧州組”という喜ばしい状況になっている。
つまり例えば冨安と釜本さんの生年月日が逆転してたら、境遇も真逆だったと思うよ。
我々の生活は先人の成果の上に成り立ってる。

お笑い界だってそう。
「オレはM-1もR-1も優勝しとんじゃい!オレがナンバーワンじゃボケ」
もし彼にそういう思いがあるのだとしたら、それは奢りでしかない。
平家物語曰く「奢れるものは久しからず」らしい。
R-1やKOCという大会が生まれたのはM-1の成功に因るものが大きいのではないのかな?
そしてそのM-1を生んだのは、宮迫さんのようにスキャンダルでテレビを追われた紳助さんの尽力に因るものではないのかな?

現在休業中の松本さんもしかり、ダウンタウン・ウッチャンナンチャン・ナインティナインらが大きな道を作り・・・もっと言えばタモリさん・たけしさん・さんまさんだってそう。エンタツアチャコだってそう。・・・彼らが作ったメインストリームに乗っかる形で数多の芸人さんたちが共闘し、全員で歴史を作ってきたわけだよ。
その中に雨上がり決死隊は、確かに、間違いなく、一時代を築いた芸人コンビとして、存在している。
そんな彼らが作り上げた盤石な礎の上に粗品くんは、我が物顔でちょこんと座ってる。

「宮迫?先輩ちゃうわ!」
31歳でこのカンジは“なかなか”だなと感じます。
我々の生活は先人の成果の上に成り立ってる。