◎ セネガル戦 ~プレビュー~ (前編) | スマイルノート♪/なかしまたかおベイベー☆

◎ セネガル戦 ~プレビュー~ (前編)

さぁさぁ。
明日は日本の第2戦、セネガル戦でございます。


ポルトガル×セネガル


前回のポーランド戦を受けてセネガルの評価が世間で急上昇してるようですが、皆さん怖れないでください。

初戦 勝ったチームに対して「あのチーム強いわ…。怖ぇ…。日本勝てねぇ…」って思ってしまうのはわかりますが、日本人は必要以上にビビりすぎてしまう嫌いがあります。
海外コンプレックスと申しましょうか、自分らを卑下してしまうDNAが埋め込まれてるとでも言いますか、隣の芝生がどうやったって青く見えてしまうサングラスをかけているとでも言いますか…。

視点を変えて考えてみましょう。
日本も“初戦 勝ったチーム”なわけです。
セネガルも日本に対して「あのチーム強いわ…」と思っているのでは?

もちろんセネガルは強いチーム。
でも勝てない相手でもない。

日本にとってネガティブなプレビューは他で多くの人が書いてくれてるので、その類の話はそちらをググって見てもらうとして、ここではポジティブな話をしましょう。

セネガルはポーランド戦、相手が格上だったため守備に比重を置いて戦っていました。
ポーランドはセネガルに攻め入られても それほど人数をかけて守るということはしていませんでした。
つまりセネガルは守備からのカウンターという戦い方を基本として、成功した。

ですが日本は、ポーランドとはまったく違うサッカーをします。
コロンビア戦では、守備時には10人がペナルティエリアの中に入ってきてゴリゴリに守っていました。
局面局面でも汗をかくことをいとわず、誰一人サボらず、働き蟻のようにしつこくチェイスしてくる。

セネガルは初戦とは違って、自分らがボールを持って この日本の守備を打開するという戦い方を強いられることになる。
真ん中は人が密集してるし、得意のサイド攻撃を仕掛けようとしても相手のサイドバックには、2010年にエトーを抑えきったヤツと、アフリカ人アタッカーの多いフランスリーグで目覚ましく成長したヤツがいる。
少しでもまごまごしてると次々と人が寄って来て数的優位を作られる。

ウザいぜ、日本は。


ニヤリ


日本×コロンビアの試合を分析したセネガルは、 おそらく大迫に注意を払ってくるだろうと思います。
日本としては それも一つ好材料。

コロンビア戦ではたまたま点を取りましたが大迫は元来“囮”。
まんまと囮につられてくれるなら それは願ったり叶ったりで、相対的に他が空いてくるわけなので日本としてはチャンス。
コロンビア戦の1点目のような、カウンターから大迫がつぶれて香川がシュート…なんて展開も簡単にイメージできます。

…いや、ネームバリュー的に香川にもマークつけてくるかな。相手としては怖いもんね。
日本には他にも W杯で3得点してるミランの元10番もいるし、代表で50得点してるレスターの優勝メンバーもいる。
そうやってネームバリューに引っ張られてたら、パラグアイ戦で2得点した目下絶好調のドリブラーとか、アジア予選で最多得点を記録したハードワーカーにやられてしまう可能性もある。
…とか言ってたら武藤あたりがひょっこり点とったりしてね。

ポーランドと違って日本は、抑えどころが定まらない。
セネガルは日本を分析すればするほど戦々恐々じゃないかしら?


青ざめるドラえもん


そして一番 期待できるのがセットプレーよ。

日本は連日 練習を非公開にしてトリックプレーの練習をしてるらしい。
選手や監督がそのことについて越後屋のような表情でインタビューを受けてるのを見て、こっちもニヤニヤが止まらない。

コロンビア戦では見れなかったけど、セネガル戦では面白いのをニサンコ見たいところ!


おぬしも悪よのう


…というカンジ。

どうでしょうか?
必ずしも「日本勝てねぇ…」っていうわけでは無くないスか?

勝つ可能性もあるし負ける可能性もある。
ワタクシ長年サッカーに精通していろいろと見てきていますが、このグループHは本当に読めない!

何にせよ、日本はセネガル戦でも結果を残すしかないわけです。
勝てれば最高。ドローでも万々歳。
そのくらいのスタンスで臨むのが真っ当な見方かと。

日本国民よ。
ネガティヴは論外。
しかしながら、初戦勝ったからといって浮かれることもなかれ。
地に足をつけつつも、希望をもって共に応援しようぞ!


日本×セネガル


GKは思い切って変えてもいいかもね。
コロンビア戦の失点は まぁ川島の責任って言えるほどではなかったけども、例えば航輔だったら止めてたかもなーとか ちょっと思ってしまいました。

とはいえ、一応コロンビア戦には勝ったわけで そのメンバーを変えるっていうのは監督としては勇気がいる行為なのかも知れない。

そこをなんとか!ってカンジではありますが。
航輔フリークとしての個人的な思いも多分に含んでおります(笑)


川島永嗣


それから本田についても言及を。

コロンビア戦ではアシストを記録したものの、それ以外はパッとしなかった本田。
ずっと右サイドにはりついていて、ブレーキになってた感もあったりして。

それでも彼は使うべきだと思います。
2010年のカメルーン戦・2014年のコートジボワール戦でゴールを決めてるアフリカキラーでもある。

世間ではヤイヤイ言われておりますが、大舞台での強さ・得点力は随一ですよ。やっぱり。
使ってあげさえすれば、無得点で大会を後にするなんてことはないと思う。
どこか試合で貴重な1点を叩きこんでくれるはず!

これは岡崎もしかりで、この二人は得点源として絶対に必要。
…だと思います。


本田圭佑・岡崎慎司


西野監督は今日の会見で「フィジカルや身体能力で勝負したら勝ち目はないから頭を使う」って言ってた。

セネガルは元々3トップで、初戦のポーランド戦は2トップでした。
なので西野さんはもしかしたら、どちらでも対応できるように 4バックと3バックを流れの中で変えれるようなスタメンを考えてるかも。
これは手腕の見せ所!


オラわくわくしてきたぞ!


(敬称略m(_ _)m)


(『後編(なかしまジャパン編)』につづく)