◎ サウジ戦 ~プレビュー~(前編) | スマイルノート♪/なかしまたかおベイベー☆

◎ サウジ戦 ~プレビュー~(前編)



日本×サウジ
(↑↑これホント?↑↑)




明日 深夜にサウジ戦。
最終予選の最終戦であります!

こないだの試合でW杯出場を決めてしまった日本にとっては、このサウジ戦は実質 消化試合ということになるわけですが、ここからが“ハリルホジッチ政権 最終章”の始まりでもあるわけです。
ようやく“予選”という呪縛から解き放たれて、思う存分 W杯の準備が出来る。

多分 9か月後の本番までにやれる公式戦って10試合ぐらいだと思うんだけど、その中の1試合だってことを考えると 重要性は高いよね。

残り10試合程度でチームを完成させなきゃいけない。
あぐらをかいてる暇なんてないのだ。
ここからまた一つギアを上げて戦っていく必要がある。
マジで。



というわけで“W杯の準備”という命題のもと 日本がサウジ戦でやらなきゃいけないことはコレ、23人枠の当落線上の選手の見極め。
ま、「サウジ戦で」って書いたけど、この試合も使って徐々にってことね。

川島は大丈夫。麻也はOK。長友はもうわかった。宏樹は、高徳は、蛍は、本田は、原口は、岡崎は…。
彼らは、力量を伺うために起用するっていう類の必要性は もはやどこにも無い選手たち。

じゃぁ武藤はどうなの?航輔はA代表でも使えるの?健勇は未知数だし、植田は?三浦は?髙萩は?小林祐希は?柴崎は?東口は?…などなど。
ここらへんの選手は、使ってみないと 当落を正しく判断することは難しいよね。

つまり、そういうこと。



ポジション別に話を掘り下げてみましょう。

GKはおそらく、川島は合格。

あと、現在メンバーからは漏れてるけど 西川は戻ってくるような気がするのよね。
長らくハリルホジッチ政権下では正GKを務めてきたわけで、経験値がモノを言うGKというポジションにおいてはアドバンテージがある。

となると、残る枠はあと一つ。
第3GKとしてコンスタントに招集され続けてきた東口か、将来性のある新進気鋭の航輔か。
個人的にはやっぱ、“なかしまジャパン”の正GKでもある航輔を使って欲しいわ。
東口は何度かAマッチで出場してるしね。
そこらへんを鑑みても航輔を使った方が、判断材料の足しになる。
使ってみて箸にも棒にもかからなかったら、試合後に東口の肩を叩けばいい。



右SB(=サイドバック)は宏樹・高徳でほぼ決まり。
可能性があるとしたら、あとは内田の巻き返しかな。
他者の付け入る隙は、もうほとんど無い。

左SBは長友ともう一人。
近頃のメンバー選考を見てると、“っぽい選手”を選んでないのよね。
監督の中ではおそらくもう、高徳・槙野あたりでまかなおうと決め込んでるんじゃないかな。



CB(=センターバック)は、麻也は当確。
今の流れだと、昌子も確定だろうね。

3人目は植田か三浦か…の前に、序列として実は監督の中では森重がいるんじゃなかろうか?と思っています。
今はアレだけど、良きタイミングで戻ってくると思うよ。
明晰なハリルホジッチ氏のことだから、今のメンバーが序列順では無いと思うんだな。
いろいろ考えてるような気がする。

となると、槙野をSB要員とするならば CBの枠はあと一つ。
植田か三浦か…。
サウジ戦ではどちらかが起用されると思うけど、現時点でのプライオリティがこれでわかる。
個人的には植田を使って欲しいけどなー。
彼もまた“なかしまジャパン”のレギュラー。



中盤は長谷部・蛍・香川はおそらく確定。
清武もねー、今はケガで外れてるけど確実に戻ってくると思うんだな。

残り2枠を柴崎・井手口・今野らで争う形になるでしょう。
井手口はオーストラリア戦で結果を出した。
今野は今回選ばれていない。
となるとサウジ戦で使うべきは…。
ハイ、次。



FWはどうだろうねぇ。
当落云々っていうことは置いといて、本田・原口・岡崎あたりは 改めて見る必要はもうないかなってカンジよね。
今回のメンツでいえば、チェックすべきは武藤と健勇。



…と、これらを踏まえますと こんなスタメンが浮かび上がってきます。




武藤  健勇  浅野
祐希 髙萩 柴崎
槙野 三浦 植田 高徳
航輔





ノォォォォーーーー!!!
こんなん最悪ね。
テストするにしてもアンバイってもんが必要。

こんなメンバーで臨んだら、みんな経験値が少なくてアワアワしてコンビネーションなんて皆無で足を引っ張りあって全員共倒れ。…なんて展開になるのがオチ。
リストラされた選手たちの集うトライアウトみたいになっちまう。
中盤の守備 ゲキ弱w

そーじゃなくてー、やっぱみんな一辺に使うとそれはそれで無意味になっちゃうから、生産性を考えなきゃいけない。
レギュラー格の選手がベースとして存在する中にポンッと入って何が出来るのか、それを見る必要がある。

そうなると、現実的にはこんなカンジでしょうかね。




岡崎
武藤  柴崎  本田
井手口 蛍
長友 麻也 植田 宏樹
航輔





随分 無難なメンツになってしまったけども…。
3~4人をテストするイメージ。
ここから健勇・祐希あたりを途中投入すれば、現実的且つ有意義な“テストマッチ”になるんじゃないかな。

これは願望ではなくて、予想ね。
ハリルホジッチの性格や嗜好なんかも推し測りながら考えてみました。

さぁさぁ、彼の胸の内をどれだけ読み取れてるか 乞うご期待でゴザイマス。
とにかく航輔をA代表で見てみたい。



(『後編(なかしまジャパン編)』につづく)
(敬称略m(_ _)m)