1人の歯科医師として日々患者様と向き合う中で、しっかり噛める人には元気な人が多い、という印象はありましたが、この度、東北大学の研究によって、残っている歯の本数が多い人ほど健康で長生き、つまり、要介護状態の期間が短い、ということが明らかになったのです。
これまでも、治療した歯を含めて20本以上ある人は死亡率が低い(長生きできる)ということはわかっていましたが、今回の研究は、ただ長生きできるだけでなく、介護に頼らず自立した生活を送れる期間も長いことが裏付けられました。
当院でも、元気なおじいちゃん、おばあちゃんは、みんな歯も健康です。
大切なことは、歯を失った時にそのままにせず、きっちりと噛めるように適切な治療を受けることです。
また、若い人は、歯を失わないように、定期的なクリーニングを行うことが大切です。
「痛くないけど、行ってもいいの?」とお思いの方も少くありませんが、当院では予防歯科にも力を入れていますので、ぜひお気軽に受診して、いつまでも健康な生涯を手に入れてくださいね!