幼い頃の不思議な責任感 | IgA腎症になりました。

IgA腎症になりました。

今日、IgA腎症の治療のいっかんで、扁桃腺の切除で入院します。
せっかくなので、入院中のことを書いたりしようと思います。

アダルトチルドレンかもしれいと思い始め


過去を振り返ることにしました。




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確か


保育園とか小学校低学年のころ。




怒鳴って暴力を振るう父と


泣く母


部屋にこもる姉




という環境で




その頃の私は


姉を頼りたいけど


部屋に行ってしまった。


その場にいるのは私しかいない。


母を守るのは私しかいない


と考えていたような気がします。




当然、力のない幼い頃ですから


父に対抗することもできず、


暴力をふるわれ泣きながら家を飛び出した母を


ボックスティッシュをつかんで(←妙に気が利く!?)


泣きながら追いかけました。




母は家の付近をゆっくりゆっくり泣きながら歩いていて


その頃の私でも


ほぼ見つけられる距離にいました。




父は母を追いかけることはなく


自分の部屋にひきこもったままです。




今思えば


母は、だぶんきっと父に追ってきて欲しかったのかもしれない。


せいぜい自宅から半径300mくらいのところにしかいなかったから。






夜中に夫婦は喧嘩をはじめ


(まあ、一方的に父が攻撃を始める感じですが)


いつものとおり


父が母に手をあげる光景を目にして


とっさに母の前に立って


父からの暴力から母を


「最悪自分が殴られてもいい」くらいの勢いで守っていた。




まあ守っている気になっていた


という方が正しいのかもしれない。




というのも


最近になって


母から


「いつも●●(自分のこと)がくっついてきて大変だった」


と言ったから。




あ、私が守っていた気になっていただけで


母には少し迷惑だったのだ、と。




むしろ、衝撃的な暴力だと感じていたことさえ


もしかしたら


彼女にとっては「たいしたことない」ことだったのかもしれない、と。






最近では


もう混乱してよくわからなくなってきたけれど


当時の私は少なくとも


変な正義感と


自分しかいない、という責任感を


とてもとても強く感じながら


常に家の中を見張っていたように思います。








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長くなってしまったので


今日はここまでにします。




続きは次回書きます。