こんばんは、塾代表の大西です
昨年あたりから、毎月10人ほどの方がサポーターご希望ということで連絡をくださっています。
ご希望のみなさんには、私との面談をお願いしております。
(今日、面談日をお知らせする一斉メールを送りましたが、もし「希望メールしたけど届いてないよ」って方がいましたら、お手数ですがご連絡くださいませ……)
さて、面談時にもお話しをしていますが、よもぎ塾のサポーターにはどんなことが必要なのでしょうか。
よく聞かれるのが、「塾や家庭教師で教えたことがなくても平気ですか」という質問なんですが、よもぎ塾では指導経験はまったく必要ありません。
実際、サポーターの半分以上が指導経験はないのです。
ちなみに、サポーターはのべ80〜90人ほどいて、1〜2割が学生、あとは社会人という構成になっています。最も多いのが30歳前後の社会人です。
みなさんには、空いている日に来て頂いていますので、仕事や家族や友達とのお出かけ、デートが入っても大丈夫!です。
で、指導経験がなくてもOKという話なんですけど、よもぎ塾では指導レベルがめちゃくちゃ高いことよりも、子どもたちと話すことが好きっていうサポーターのほうが、実は生徒たちに合っているのです。
その理由はまず、一人ではなかなか勉強ができない子や、どう勉強したらいいかわからない子が多いということ。
こういう子は横について、「ここまでやってみよう、ガンバレ」と促してあげるだけで、前に進めるんですね。
それだけで問題の解説がまったく不要かといったらそうではないんですけど、解説がうまいことよりもまず、生徒が一緒に勉強したらやる気が出るなって思うことのほうが大切なんです。
自信がなくて、問題を前に手が動かなくなってしまう子もたくさんいます。
そんなとき、「できるところまででいいから、自信持ってやってみて」という声をかけてもらえれば、手が動き、案外すらっとできちゃうということもあります。
また、何度も会って話しているうちに、「○○さんにこれ教えてもらいたい」「○○さんと約束したからここまでやる」というふうに、サポーターの存在自体が生徒のモチベーションにつながることも、よく見られる光景です。
そして、これがあるからこそ、生徒たちの学力が上がっていきます。
勉強以外のことで困ったときに相談できたり、さみしいときに話し相手になれたり、そんなサポーターたちがよもぎ塾を支えてくれていて、生徒たちが精神的に安心感を持って勉強に向かえる環境を作っているわけです。
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また、よもぎ塾のサポーターのみなさんには、この場を「一緒に楽しむ」ことをお願いしています。
教える大人・教わる子どもの一方通行である必要はなく、大人も一緒に楽しく学んでいってほしいなと。
子どもたちから学ぶことって、ものすごくたくさんあるんです。
今の中学生たちが大人になったとき、社会はどうなっているのか、それゆえに教育がどう変わりつつあるのか。そんなことを考えるきっかけにもなります。
大人になって普段なにげなく働いていると、「ずっと今が続く」と思ってしまいがちなところを、子どもたちを通じて、時代は確実に動いていることを感じ、私たちはまだまだ変化に柔軟でいなければいけないと思わされる。
社会感覚だけでなく、子どもたちの気持ちの動き、こちらの言葉に対する反応、そんな小さなひとつひとつからも、人として学ぶべきことがたくさんあります。
私自身、この塾を始めて多くの子どもたちと出会う中で、自分が変わってきたと感じることがよくありますが、ともに人として成長する気持ちは大切にしたいなと思っています。
よもぎ塾は3時間目の集団授業が特徴ですが、ここで子どもたちと一緒に参加することでも、学ぶ楽しさを再実感できます。
大人も「これ楽しい」と思うようなことを3時間目にはどんどんやっていきたいので、サポーターのみなさんからは面白い3時間目のアイデアを大募集しております。
生徒たちは、いわゆる「先生」とは学校で毎日会ってますから、私たちはもう少し違った、「勉強を教えてくれる、ちょっとだけ身近な近所の大人たち」というポジションでいたいと思っています。
子どもたちには、仕事の話や出身地の話などをたくさんしてほしいと思います。
特に、社会で働く大人のモデルを見てもらうことは、興味の幅を広げたり、夢を見つけたり、進路を考える上での参考になったりします。
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いろいろ書きましたが、ハードルは高くありません。
自分もまだまだこれから中学生たちやサポーターの仲間たちと一緒に成長するぜと思っている方ならもうホント、みなさんウェルカムで、その人の「人としての面白さ」を存分に活かしてもらえればと思っています。
生徒との相性も見ながら、担当を毎回考えていきますので、安心してご応募くださいね。