こんにちは、塾代表の大西です
このところ、毎週3~4名の方からボランティアでの参加希望のご連絡を頂いております。
無料塾という活動に目を向けてくださる方がどんどん増えており、大変嬉しい限りです。
私たち中野よもぎ塾は、ボランティアスタッフのことを「サポーター」と呼んでいます。
これは私のちょっとしたこだわりです。
「ボランティア」というと、奉仕という意味合いがついてくるわけですが、よもぎ塾の活動については、私は決して「奉仕」だとは思っていないのです。
中野よもぎ塾は、「奉仕」をする場ではなく、「ともに成長する」場でありたい……というのが、私の思いです。
という考えをご支持頂き、互いに支え合える仲間……という意味で「サポーター」という言葉のほうがちょっとマシかなと思って、サポーターと呼ばせて頂いています。
(あと、ダメダメな代表を支えてくださる皆様、という意味もあったりなかったり。笑)
よもぎ塾は簡単に言えばボランティア団体ということになるのですが、これも私はあえて「サークル」と呼ぶようにしています。
これも上記と同じ思いを込めて、です。
子どもたちとのコミュニケーションの中では、私たち大人も得るものがたくさんあります。
一方的に与えるのではなく、私たちも与えられているわけで、ギブアンドテイクが成り立っているのです。
だからこそ、一人一人の子どもに熱心に関われるのだと思います。
よもぎ塾に参加したいという方は、ぜひ、ご自身も何かを得たいとか、楽しみたいといったスタンスでお越し頂ければと思います!
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また、よもぎ塾の授業はちょっと変わっています。
1回の活動は3コマに分かれているのですが、最初の2コマは、やや普通の塾っぽく、ほとんどマンツーマンで指導しながらその子に合わせた学習をしてもらいます。
このとき、普通の塾とはちょっと違うかなというのは、生徒同士の助け合いや、生徒同士がお互いに意識し合うことを、重視しているということです。
人と人との繋がりの中で、人は成長します。
わかる子がわからない子に教えたり、互いをライバルとして意識し合ったり、仲間意識が芽生えたり、そんな中で学習へのモチベーションが高まったり、成長しようと自ら思えることも大いにあるはずです。
ということで、ゆるーく全体が繋がりながらの個別授業、これがよもぎ塾のスタイルです。
3コマ目は、学年関係なく全員が参加する授業を行います。
ここで行う授業は、学校や進学塾のそれとは違い、学びへの興味が湧くような面白い授業です。
たとえば、簡単な句会をやって点数を競ったり、時事問題について意見を交わし合ったり、最新科学ネタの講義があったり、小説の校正をやってみたり……。
これは、できる限り、大人も中学生と同じように参加してもらっています。生徒とサポーターは集団授業では、授業をまわす人以外はだいたい同じ立ち位置になります。
なぜなら、大人が受けても楽しいし、勉強になる授業をやっているからです。
授業テーマは常時募集しています。
自分の得意なテーマで、「中学生も大人も楽しい授業」「わくわくするような授業」ができる方、ぜひご提案ください!
たとえば大学生さんなら、高校までの授業にはない、面白い講義を大学でとったとき、その内容をみんなの前で話してもらうとか。
この3コマ目はユル~い感じではありますが、中学生が「よもぎ塾って面白い!」とか「モノを考えたり、表現したりすることって楽しい!」と感じてもらえれば、それで良いかなと思っています。
その経験のいくつかが、彼らが今後自分の道を切り開いていくヒントになるかもしれません。
その経験の中から、強い興味を抱いて、その道に進む子がいるかもしれません。
授業の中でいろいろな可能性を広げていくことで、いつか「これがやりたい!」ということを見つけてもらえたら、嬉しいなと思います。
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という、一風変わった塾なので、進学塾の雰囲気と同じように思ってこられる方は、ちょっとびっくりしちゃうかもしれません。
でも、楽しんでご参加いただければと思います。
サポーターは何人いても困ることはなく、常時募集しています。
毎週来られる人はそうそういないと思いますので、来られる日にご連絡のうえ、参加して頂くシステムになっています。
また、「勉強を教える自信がない」という方でも、中学生とペアになって、知恵を出し合って同じ問題に挑戦してもらったり、どっちが先に解けるか競争してもらったりという関わり方もできます。
「寄り添ってくれる人」がいれば、だいたいの中学生は勝手に成長していくので……。
(もちろん、教えられるスタッフがサポートしますが)
ぜひぜひ、やってみたいという方はご連絡くださいませ!
nakanoyomogi@gmail.com