自分が与えられるものに気づかされた話 | Casa de Violin

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バイオリンの家。
動画の更新などお知らせします。

もうすっかり梅雨入りしてしまいましたね☔ 

一年の中でこの時期が一番嫌いです😂


楽器は鳴らないし、髪の毛はまとめないと爆発するし、前髪なんていくらケープで固めたって『雨☔+汗💦』ですぐにうねるし😂


早く終わってほしいなと毎日神様にお祈りしてます……っていうのは嘘ですけど🙄笑



(ここからは全然関係ない話⇣⇣⇣⇣⇣)






私は高校の時吹奏楽部に入っていたんですが、先日その部活の同級生4人くらいと、久しぶりにオンラインで話す機会がありました😌

くだらない話から仕事の話、アラサーの悩みまで、「お互い年取ったねえ」なんて言いながらいろいろと話して。笑


職種は違えど、みんなコロナ禍でそれぞれ大変な思いをしながらも立派に社会人として仕事をしていて、(みんなすごいなあ、尊敬するなあ)と内心思いながら話を聞いていました。


そのうち、話していたメンバーの一人が誕生日を迎えたという話になり、ちょうど私も自宅のレッスン室で話していたので、半分冗談のつもりで



『ハッピーバースデー、バイオリンで弾こうか?笑』


と言ったんですね。

すると友人がとても喜んでくれたので、宣言通りバイオリンでハッピーバースデーを演奏させてもらいました。


メロディラインにちょっぴりアレンジを加えた、短い簡単なものです。


(こんな簡単な演奏でいいのかな、準備もしてなかったのに言わなきゃよかったかな)なんて少し申し訳ない気持ちになりながら、簡単なぶん心をこめて演奏しました。



弾き終わった後の友人たちは、私の想像をはるかに上回る喜びを見せてくれました。


誕生日を迎えた友人は、いたく感動した様子で、


「プロであるめっきー(私の学生時代のあだ名です)が、自分のためにこんなに素敵に曲を弾いてくれるなんて本当に嬉しい、ありがとう」


となんどもお礼を言ってくれて。

私恥ずかしながら初めて知ったんですが、本心からの言葉って本当にまっすぐ伝わるものなんですね。

「お世辞だろうな」なんて思いは微塵も湧きませんでした。




正直、嬉しさ以上にびっくりしてしまいました。

あんなに喜んでもらえるなんて思ってもみなかったんです。本当に。


画面越しマイク越しとはいえ、自分の演奏を聴いた人からあんな真っ直ぐな喜びを伝えられたの、何年ぶりだろう。




音大にいた頃も、卒業してからも何度も挫折を味わい、加えて演奏する機会も減って、私は気づかないうちに【自分ができることの価値】を見失っていたんでしょうね。



友人の言葉がなければ、今もずっと気づけていなかったかもしれない。


私にとって、とてもとても大切なことを思い出させてくれたあの時の友人たちには、本当に感謝しています。

自分たちの反応で私がこんなに救われたなんて、本人たちはまったく自覚はないでしょうけど(笑)



素晴らしい友人を持てた私は幸せです😌


もう二度と見失わないように。

今後も頑張っていこうと思います。









文章がまとまらなくてすごく時間かかりました…笑

文章力降りてきてくれ…