今日は調律師の頭を悩ませる共鳴について…


たまにある「ビィーン」って響くアレです。


Google先生によると、共鳴とは
「振動数の等しい発音体を並べておいて、一方を鳴らすと、他の一方も音を発する現象。」

Wikipedia先生によると
共鳴とは、物理的な系がある特定の周期で働きかけを受けた場合に、その系がある特徴的な振る舞いを見せる現象。」
と記載されてました。


一番多いのがピアノの天屋根の蝶番が緩みによる共鳴。


季節によって、湿度は違います。

湿度の影響で木は収縮を繰り返すため、天屋根の蝶番をとめているネジはほっといても緩みます。


なので、共鳴しやすいんですね。


譜面台の蝶番もたまにありますが、まぁ大体が天屋根の気がします。



直し方はいたって簡単で、ネジを締めるだけ!!



ねじ穴が緩い場合は埋木します。



ピアノに原因があって共鳴する原因の98%はコレなんじゃないでしょうかねー。


あとは、ネズミ防止カバーに共鳴したり、ペダルのネジの緩みで共鳴したり、一部の機種でピアノの足が鉄やプラスチックだと、それが原因となる事もありますが…


ほとんどが天屋根の蝶番な気がします。



そしてそして、困るのが、ピアノ外部の場合。



「調律する前はならなかったのに、帰ってから鳴り出した」
の原因のほとんどは、お部屋の物に共鳴しています。


例えば、調律前はピアノの上の物を下ろしてますが、帰ったあと、乗せるでしょう?


その中に共鳴しやすい物があれば、なります。



位置によって共鳴したりしなかったりするので、厄介なのですが…



貯金箱、写真立て、額などなど…共鳴しやすい物はいっぱいあるので、もし調律後、共鳴するようでしたら、まず最初にピアノの上の物を下ろしてみて下さい。



あと、この季節に多いのが、電気ストーブの金網です!!


金網に共鳴すると、すごい共鳴音がします。


この場合は除ければokです。


電気の傘に共鳴する事もありますしね、共鳴は難しいです。。。



ちなみに私の実家にあったピアノは、障子紙に共鳴していました。


調律師になって初めて、原因を突き止める事が出来ましたが、正直、
「調律しても、バリバリと変な音がするなー」
とずっと思ってました。



…もし共鳴音が気になるようでしたら、調律師に遠慮なく相談してみましょう!!




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