わたしはファイナンシャルプランナーとして独立するまえは金融関係ではないコンピュータ系の会社に勤めていましたが、金融機関出身のFPさんもたくさんいらっしゃいます。
その一人で、福岡で活躍しているファイナンシャルプランナーで鬼塚さんという方がいらっしゃいます。
鬼塚さんは元郵便局の局員さんで、郵便局時代にもお客さまへのアドバイスを行っていたわけすが、今は独立ファイナンシャルプランナーとして活動をしています。
普通に考えれば「郵便局を辞めるなんてもったいない」と思うかと思いますが、ファイナンシャルプランナーとして真剣にお客さまのサポートをしたいと思うと、独立するしか選択がないと思います。
わたしもファイナンシャルプランナーの資格の勉強をして「お客さまの立場に立って、お客さまの夢や目標を実現するサポートをしたい」と思い、金融機関に勤
めようとも考えましたが、面接に行くと、「ノルマがこれくらいクリアしてください」「中野さんの営業先はどんなところがありますか?」など、いかに商品の
売り先があるかを重要視されていました。
また、金融機関ではお客さまとの癒着などをさけるために3~5年毎に転勤があり、お客さまをずっとサポートすることがなかなか難しいことも感じました。
会社に属すると「うちの商品より○○の方がいいですよ」とは口が裂けても言えないし、ずっとお客さまのサポートができないということです。
それだとファイナンシャルプランナーの資格を取った意味がないと感じました。
「お客さまのあんしんした豊かな暮らし」をサポートするために、金融機関や商品に縛られないため、独立FPとしてこれからもがんばっていきたいと思います。