「ママ～、ちょっと来て～！」と
長女に呼ばれて、行ってみると、
彼女の銀行口座に身に
覚えのない引き落としが
2件もなされていると。
「これはアマゾンでの買い物、
これは～」とPC画面に表示された
彼女の入出金詳細を
指さして説明しだしました。
もうここで、きっとみなさんは
今回の内容はお分かり
ですよね？
私は内心、「多分自分で忘れてるだけ。」
と思ったんですが、
これは
＼長女が一歩成長するチャンス／
自分で銀行に電話をして問い合わせを
するようにうながしました。
銀行に電話をし、録音の指示に
従って進み、後は順番が回って
来るのを待つところまでは
私も一緒にやりました。
長女は生まれつき社交的ですが、
成長するにつれて、知らない大人と
コミュニケーションを取ることに
ちゅうちょする傾向が
見られるようになりました。
珍しいことではないのかも
しれませんが、こういう
ブロックはできるだけ早めに
外しておいた方がいいですよね。
／
私の子育ての
モットーは”自立”
＼
大げさかもしれませんが、
生まれたときから
子供が自分でできることは
できるだけ自分でさせる
ようにしてきました。
これは私があまりにも何も
できない状態で大人になって
しまった反省から学んだこと
なのです（汗）
母は今も自立に向けて奮闘中
長女は12月で18歳。
もうこれぐらいは自分でできて
いいはず。
そして当たり前ですが、
彼女はちゃんと銀行の方に
納得いく説明をしてもらいました。
「私が忘れてて、やさしいお姉さんが
説明してくれた。恥ずかしくて、
申し訳なかった。でもちゃんと、
ごめんなさい、ありがとうは言ったよ。
お姉さんは、大丈夫よ、こういうことは
良くあることだから謝らなくても
いいのよ、て言ってくれた。」
やさしく接してくださった
オペレーターの方にも感謝です。
余談ですが、最近はオーストラリアの
カスタマーサービスの質も
非常に上がりました。
私がこちらに来たばかりの頃は
英語が母国語でない私が
電話すると露骨に嫌な対応を
されたものです。
長女には
「もしまたこういうことがあったら、
もう自分でできるね？
決してまぁいいっかと放っておいて
はいけない。オペレーターの人も
これがお仕事だから、間違ってても
いいの。」
と言って、今回の一件はしめくくり
ました。
本当に大したことではないですが、
私と長女にとっては大きな前進
だったように感じました。
くださり、ありがとう。
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