野茂、電撃解雇の危機! | Nakano Tribune

野茂、電撃解雇の危機!

野茂(デビルレイズ)に戦力外通告か!?

 【トロント(カナダ)15日(日本時間16日)】デビルレイズ・野茂英雄投手(36)に、電撃的な戦力外通告の可能性が出てきた。ブルージェイズ戦に先 発して2回2/3、7失点で8敗目。防御率が両リーグワーストの7.24となった。次回20日に先発すればボーナスの9万ドル(約1000万円)が支払わ れるが、財政難のデ軍が大ナタを振るうことも考えられる。

 額から噴き出す汗を野茂は何度もぬぐった。屋根が開いた薄暮の敵地ドーム球場。三回、ブ軍シェイ・ヒレンブランド内野手(29)に左翼に2ラン。二死後から2連続安打を浴びて降板すると、2番手が打ち込まれ7失点目がついた。

 「調子自体は悪くなかったです。(投球が)悪かったのは本塁打くらいでした」。いつも通り淡々と振り返ったが、状況は深刻だ。ついに防御率(7.24) は両リーグで最悪に。これまでのワースト、ロイヤルズのホセ・リマ投手(32)を“抜いて”メジャーで50人いる先発ローテ投手の最下位に落ちた。

 「ノモは健康だし、次回は先発してもらう」。デ軍ルー・ピネラ監督(61)は楽観視するが、フロントはすでに戦力外通告の検討を始めている。野茂は次回 20日、レッドソックス戦で先発20試合目となり、出来高払いの9万ドル(約1000万円)を獲得できるが、財政難の球団には手痛い出費。生き残りにとっ ては逆に高いハードルとなる。

 しかも古巣との相性は最悪。過去2試合に先発し2敗、防御率13.50と散々。4月15日の登板では、2回8失点で今季最短KOされ、満塁弾まで浴びた。球団にとってデータ的に悪い相手に野茂を先発させ、なおかつボーナスを払う余裕はない。

 また、24試合目の先発を果たすと、同じ額のボーナスが払われることもわかった。デ軍にとっては、いまが我慢の限界だ。プレーオフ進出の可能性はゼロに等しく、残り試合を考えれば若手投手の起用はごく普通の流れといえる。

 日本では14日、野茂自身がオーナーを務める「NOMOベースボールクラブ」が、都市対抗の本大会初出場決定。この日、野茂は改めて笑顔でねぎ らった。「一生懸命やってきた選手たちに結果がついてきてよかった。今後、チームを知ってもらえるいい機会です」。まな弟子を励ますためにも、自分が手本 となって白星を積み上げるしかない。トルネードの正念場だ。(サンケイスポーツ) - 7月17日8時3分更新

日本人メジャーリーガーの先駆者である野茂も厳しい状況に立たされている。きっとまた他の球団でトルネードを見せてくれることと思う。頑張れ野茂!!

しかし、NOMOベースボールクラブが都市対抗本大会出場ってのはスゴイよね。
なかなか地区予選を突破できない企業内クラブがある中で立派!
不透明感のある現在で、仕事と好きな野球を両立しようとして、仕事は仕事、野球は野球で利害関係が重ならないクラブチームは元気がありそうだ。実際アメリカンフットボールにはそういう歴史がある。今後はクラブチームに良い選手が集まるのであろうか?話しは逸れましたが。。。。。