2019年、妻が癌で他界。
残された自閉症息子と父
その日常生活や思いなどを
綴ります。
2018年12月:癌発覚
2019年10月に他界
短いようで長い闘病生活の日々について。。。
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この日、私は出版社に出版に関する一通のメールを送ってました。⤵
I 様
中野です。 妻も了承したので、今後は夫婦での共作となります。
本の構成をどうするかですが、わかりやすく発症からの流れを 時系列で表記して、その時々の妻の目線、夫の目線での叙述にしてみては どうでしょうか?
その結果、どうだったか、どうすればよりよかったかなどをその章のまとめにする。
タイトルは「自閉症児のいる家庭で母が癌になった中野家の○○日間の記録」みたいな 感じの内容でしょうか? イラストも入れたいですが、妻が副理事、細井先生が理事をしているNPOぎふとの運営スタッフ のお姉さんがNPO用にイロイロとイラストを描いてくれてます。(NPOのブログやらフェイスブック で見れます) この方に挿絵を描いてもらうのも手かなと思います。なかなかほのぼのとします。 このお姉さんも発達障害児の関係者です。
中野 真一郎
それまで、妻が手書きで書いた原稿を私が自宅で打ち直して、メールで出版社に送るなどのやり取りをしていました。
そうこうしたやりとりをしているうちに、こんなことになりました。⤵
担当者としては、本にはしたいが妻の原稿だけでは本にするには少なすぎるということで私に共著として書きませんか?
と提案されたのが始まりでした。
その提案を妻に話したところOKだったので、その返信をしたものが上記の
メールです。
そして、この時からそれまでのこと、そしてこの後の妻の他界も含め、コロナ禍
父子家庭でのあれこれなどを書き続けて、世に出たのは2021年の秋でした。
妻が他界してから2年後のことでした。
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妻が癌になり私たち家族に起きた、あれこれを書きました。
その結果、テレビ取材を受けました。