2018年12月、妻に癌が見つかり

長く短い闘病生活が始まりました。

癌発覚と同時に妻は毎日、日記を

書いてました。

闘病中の妻の思いをノートの記述を

通して紹介したいと思います。

(基本、原文のままです。一部、省略した部分もあります)

ちなみに、私がこのノートを読んだのは、

妻が旅立った日の夜。

一晩中、寝ないで妻の隣で読みふけりました・・・

本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本

 

     23:40右乳下しこり周辺、右腰部痛あり、ロキソプロフェンP.O

         する。 この時、37.4℃。(21:00 37.7℃)

 

     今日の昼から全粥。 このまま無事に胆管炎おきず、来週

     化学療法に行きたいナ~。

 

     昨夜は5分だし、37.0℃代後半でたから、少しドキドキした。

 

     痛みの範囲もイロイロ広がっている。

 

     昨日、夫に今の状況を話す。夫も光一の面倒、仕事で疲れている。

     8月はほとんど私、入院してたし。 夏休みでややこしい時だし。

     これから、いつ何が起きるかわからない。

 

     冬休みがまたやってくる! 定期的に有償ヘルパーさん入れて

     冬休みに備えるかな~。

 

     月曜日、夫が来るから相談してみよう。

     

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             (解説)

     ・夫に今の状況を話す。夫も光一の面倒、仕事で疲れている。

      ⇒父子で過ごす、初の夏休みだし、学校休みで昼間の息子の

       過ごし方の手配(放デイ・日中一時など)や家事などと

       病院への毎日の面会などで、正直、ヘロヘロな感じだった

       と思う。が、妻には、そんな泣き言言えないし・・・

 

 

     ・これから、いつ何が起きるかわからない。

      ⇒この頃から、携帯を肌身離さず、常に鳴るんじゃないか

       と毎日ドキドキする日々になっていくことになる。