2019年、妻が癌で他界。

残された自閉症息子と父

その日常生活や思いなどを

綴ります。

 

息子:特別支援学校の中3

*************************

    

息子)

自閉症スペクトラム

療育手帳A判定

現在、特別支援学校 中学3年

発語はなく、

言葉のコミュニケーションは難

だが、言われていることは、

ほぼ理解できてます。

 

***********************

 

 

うちの息子が、まだオムツをしていた頃。

妻が仕事の日。夜くらいは、ゆっくりしてもらおうと

父子のみで車で、横浜の実家に遊びに行くことが

時々ありました。

 

そんな、ある時。私の母に息子の見守りを頼んだ

(つもりだったのだが・・・ショボーン

 

しばらくして、母に「あれっ光一は?」と尋ねると

外で遊んでると思うよ 的なことを言ったと思います。

 

それを聞いた私と父は血の気が引きました。

家の前は抜け道でわりと車の交通が多い道路!ガーン

 

家の前で右左見ると、はるか先に裸足で

トコトコ歩いている姿が!!!びっくり

 

すぐに走って追いかけましたが、角を曲がり

メインストリート側に曲がった!曲がるとすぐに

大きな信号機のある交差点。バスも来る!

 

走りながら、、最悪な事態を考えました。

 

幸いにも交差点の手前の歩道上で確保できました、が、

後にも先にも、あんなに早く走れたことは ないです。

 

このことは、妻が死ぬまで言えませんでした。

言った日には、どうなることか?不安だし

寿命が。。。と思ったりしましたが(後、言わなくても

結局、私よりも先に逝きましたが・・・)

 

この頃から通った景色の記憶力はたいしたもので

散歩で歩いた道をトレースしてたものと思われます。。

 

確保した息子は無邪気に笑ってました。えーん

 

これ以降、母に息子の面倒見は無理!

と思い、決して頼まないし当てにしないことに

しました。このへん、父は自閉症に理解もあるし

息子のことを理解してくれていました。

一方の母は、あまり興味なく、ただ孫をかわいがる

だけという感じでしたね。。

 

 

そのほかにも、一瞬、警察?と思った事例は

いくつもありますが、それらについては、

またの機会に・・・

 

おまえかわいいんだけど、ややこしいんだよなぁ~

 

*********************************

息子の問題行動に対してどう対応したら、どうなったか?が本になってます。

 

 

 

 

妻が癌になり私たち家族に起きた、あれこれを書きました。

 

 

 

 

 

 その結果、テレビ取材を受けました。