2019年、妻が癌で他界。
残された自閉症息子と父
その日常生活や思いなどを
綴ります。
息子:特別支援学校の中3
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(息子)
自閉症スペクトラム
療育手帳A判定
現在、特別支援学校 中学3年
発語はなく、
言葉のコミュニケーションは難
だが、言われていることは、
ほぼ理解できてます。
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今週の月曜日は幼稚園の入園式があちこちで
あったようでした。
小さな子供が両親に手を引かれて歩く姿が
そこかしこで見れました。
わが家の場合、公立の保育園に入れて妻も
看護師として復職するべく仕事を探してました、が、
その矢先に息子の自閉症の診断が出て、加配のない
保育園では対応が難しい?と思われて、
4月になっても行先がない状態でした。
それまで療育とか福祉関係の知識がなかった
ので、どうしたものか?という感じでした。
妻は市役所の福祉課に相談したところ、相談支援事業所を
紹介してくれて、連絡したところ翌日には自宅に訪問して
イロイロとお話しました。
結果、今でも関係を持つところの
こども発達支援センター統合保育園「ひかりっこ」に
通うことになりました。
最初の半年くらいは母子通園でしたが、後送り迎えだけになり
息子の一人立ちとなりました。
今思えば、入園するまではオムツだったのが登園すると
パンツに履き替えて、割とすぐにオムツ離れして
トイレも自立できたように記憶してます。
また、マカトンで意思表示も少しづつ
できるようになったり、と大変
運動会では保護者が着ぐるみ着て参加したり
(させられたり!)
卒園してからも、イロイロと関係は続き、
何と言っても、妻の闘病中~他界の間は
大変、お世話になりました。
などと、就学前のことなどが思い出されました。
あの時、「ひかりっこ」に行ってなかったら
どうなってたんだろう?
考えると、少し恐ろしくもあります。。
始業式でした
ところで、昨日は中3の始業式でした。
なんと、前年の中2と同じ男性担任先生。
息子は大好きだったので、とても嬉しそう。
学年主任も一緒、中学部主事の先生も変わらず、
息子が好きな先生方が引き続き安泰で、息子も
朝のスクールバスに乗る時までは、若干不安そう
でしたが、帰りはニコニコでした。
義務教育最後の年、好きな先生方でよかったね!
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息子の問題行動に対してどう対応したら、どうなったか?が本になってます。
妻が癌になり私たち家族に起きた、あれこれを書きました。
その結果、テレビ取材を受けました。