2018年12月、妻に癌が見つかり

長く短い闘病生活が始まりました。

癌発覚と同時に妻は毎日、日記を

書いてました。

闘病中の妻の思いをノートの記述を

通して紹介したいと思います。

(基本、原文のままです。一部、省略した部分もあります)

ちなみに、私がこのノートを読んだのは、

妻が旅立った日の夜。

一晩中、寝ないで妻の隣で読みふけりました・・・

本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本

 

     本日、点滴すべて中止となる。久しぶりにシャワーに入る。

     ちょっと疲れる。膨隆疹は消えては、またでき、今日は

     右臀部がいちばん大きいかな?

 

     内服アレロック開始となる。

 

     WT測定46.1㌔。入院時に比べると-6キロ。

 

     売店に行くも、やはり筋力も低下し足が疲れる。一休みして

     からでないと往復は難しいけど、今日は片道のみ休憩なしで

     行けた。

 

     でも少しずつだけど、しんどさはマシのような気がする。

 

     化学療法どうするかな~。

 

     福島行きもどうする?在来線→新幹線の導線歩けるかな?

     

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             (解説)

     この時期、新居に引っ越しても妻はまだ寝起きはしていない。

     段ボールの山と毎日、格闘しながら仕事に行き、息子の面倒を

     見て、旧居の引き渡しのための準備や片付けなどで、私は

     天手古舞の毎日だった。。。。