2019年、妻が癌で他界。

残された自閉症息子と父

その日常生活や思いなどを

綴ります。

 

息子:特別支援学校の中2

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息子)

自閉症スペクトラム

療育手帳A判定

現在、特別支援学校 中学2年

発語はなく、

言葉のコミュニケーションは難

だが、言われていることは、

ほぼ理解できてます。

 

先日、記事にしました家族での蓼科旅行の時に

横浜の実家で父を見舞ってから、数日後に私の父は

他界しました。

 

この時に、「末期の時は急速に悪化するから」と

看護師で訪問看護なども経験していた妻のセリフが

現実となりました。(そして、この2年後には妻が

同じ状況で他界します・・・)

 

そう、会いに行った時は、寝たきりではありましたが、

まだ意識もしっかりしており、まだしばらくはもつかな?

と思い帰宅しましたが、数日後に亡くなりました。

 

当日は父の誕生日でした。7月31日です。

最後に寝ていた部屋の壁には父の詠んだ俳句の

短冊が・・・

 

職場で一報を聞き、早退して妻子に葬儀に行く準備を

してもらい、夕方には横浜に着きました。

 

最期は苦しまないで逝ったようで、それはよかったです。

 

が、荼毘にふすのに、なんと1週間くらいかかるとのこと!びっくり

 

横浜では火葬場が混んでおり、死んでから火葬するのに

約7日くらい待たなければならないとのことで、愛知から

横浜に来たはいいけど、火葬にするまで、どうしよう?ショボーン

 

息子は夏休み期間中で学校がないのはいいし、私の仕事も

事が事だけに了承されたが、問題は家族3人が毎日、泊まる

ところ。。。実家には寝るところないし・・・自閉の息子も

落ち着かないし・・・

 

で、結局火葬にするまでの数日間、神奈川県内をあちこち

ウロウロして宿泊するはめに・・・

 

最初の2泊は新横浜の当時、働いていた会社の系列ホテルに

泊まることに。

朝食で浮かれる息子

この頃は、まだ大飯喰らいでなく、割と偏食気味な感じだった。

 

そして、暇な時間が有り余るので、高島町にある

模型博物館に行ってみたり。

息子は巨大ジオラマにくぎ付け。

 

そして実家の庭で蚊に食われながらも水遊び。

 

実家の屋根裏探検したりと大はしゃぎ。

こっちは付き合うのに疲れる始末。。

 

そして箱根の温泉付きのコンドミニアムに宿泊

ここでは空いてる温泉で大喜び!爆  笑

 

んでもって、私らが結婚式をした箱根神社に子連れで

初参拝!

どちらかというと息子は芦ノ湖に浮かぶ鳥居の下での湖水

遊びが一番楽しかった様子。

 

そして、8月5日にようやく火葬へ。

 

自閉の息子が対応できるように、到着した日にあらかじめ

火葬場に下見には行ってました。

前日の通夜の時の様子。

一応、正装に着替えてバーバに相手してもらいます。

 

遺体をきれいに整えてもらう時などは、現場は遠慮しましたが

通夜の時の食事会には参加。

この日は、実家になんとかお泊りしました。

 

翌日の火葬の日。

式にはなんとか参列して出棺を見てからは自宅待機。

焼きあがるタイミングで私が自宅まで迎えに行き

一緒に骨を拾えました。

 

予め綿密な計画を練り、長時間の参加はムリそうな

息子のことを鑑みつつ、なんとかジージの葬儀に

参加できた、当時 小学2年の息子でした。

 

んで、葬儀も無事に終わったのが息子の誕生日!びっくり

従妹たちや叔父叔母やバーバにお祝いしてもらいます。

 

そして、主のいなくなったジージのベッドで遊ぶ孫たち

一緒にパチリ!

 

まさか、この2年後に妻の葬儀で、

この時の経験が生かされることに

なろうとは・・・・

夢にも思っていなかった頃のことでした。

 

そして、、息子にとっては母の葬儀の

予行演習になってしまいました。ショボーン

 

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息子の問題行動に対してどう対応したら、どうなったか?が本になってます。

 

 

 

 

妻が癌になり私たち家族に起きた、あれこれを書きました。

 

 

 

 

 

 その結果、テレビ取材を受けました。