2018年12月、妻に癌が見つかり

長く短い闘病生活が始まりました。

癌発覚と同時に妻は毎日、日記を

書いてました。

闘病中の妻の思いをノートの記述を

通して紹介したいと思います。

(基本、原文のままです。一部、省略した部分もあります)

ちなみに、私がこのノートを読んだのは、

妻が旅立った日の夜。

一晩中、寝ないで妻の隣で読みふけりました・・・

本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本

 

      福島三春にて今日から湯治。

      初めて1人で来て、初めて相部屋も今日は他に客がおらず、

      1人占め、このまま1人だと気楽なんだけど。

 

      腹痛は朝、少し。移動するのにやっかいなことにならないように

      一応8:00頃、名駅で痛み止め飲んで、その後大きい痛みはなし。

 

      夕飯も美味しかったし、充実!充実!

 

      快く送り出してくれた夫に感謝!

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             (解説)この時は、初めて妻一人で愛知から福島県三春町まで

     移動している。癌治療でなかなか体調が不安定な中、一人で

     行った。東京駅での乗り換えとか郡山から先のローカル線とか

     気が気ではなかった。が無事に到着し、相部屋での湯治を

     楽しんでるようで、よかったと思う。

 

     本当は一緒に行きたかったが、私の仕事や息子の学校なども

     あり、この時は妻の単独移動となる。