2018年12月、妻に癌が見つかり
長く短い闘病生活が始まりました。
癌発覚と同時に妻は毎日、日記を
書いてました。
闘病中の妻の思いをノートの記述を
通して紹介したいと思います。
(基本、原文のままです。一部、省略した部分もあります)
ちなみに、私がこのノートを読んだのは、
妻が旅立った日の夜。
一晩中、寝ないで妻の隣で読みふけりました・・・
本日は朝~わりとよく動いた。洗濯して干して光一の布団シーツ
も洗い干す。夫がおからの元を購入したため消費するためケーキ
でも作ってみようかと・・・・。
イトーヨーカドーへ行き牛乳やホットケーキミックスetc購入。
いざ、作ろうとするもはかりも捨てられてないし・・・
パン焼き機も捨てられている。 まだ、使えたのに・・・
悲しい。
PM~しょうがないからカーマまではかりを買いに行く。
歩行して行ったが、なんとか往復できた。
今日はカサンドラのグループコンサルだったが、昨日
外来にて2時間くらい病院にいただけでも疲れたので、
なんとなくグルコン参加する体力の自信なく断念。
まあ、少しづつだけ、また、参加できる時に参加しよう。
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(解説)
・夫がおからの元を購入したため
⇒ 確か、「おからを買ってきてくれ」と言われておからパウダー
を買ってきたと思うが、妻が求めていたものとは違ったらしい。
しらんがな・・
・作ろうとするもはかりも捨てられてないし・・・
パン焼き機も捨てられている。 まだ、使えたのに・・・
悲しい。
⇒ 妻が長期入院している間、家の中を年末に大掃除した時に
6年以上は使っていないで倉庫の奥に埃を被っていたものを
妻に言わないで捨てた。。
この件で、しばらく言われ続けた。正直、あの状態で何かを
作られても食べる気にならない。するとそれはそれで、また
怒られたんだろうナ。。。
・カサンドラのグループコンサル
⇒ 妻が副理事をしてたNPOの企画で、この年は企業の助成金で
カサンドラさんのセミナーやコンサルなどを行っていた。