2018年12月、妻に癌が見つかり

長く短い闘病生活が始まりました。

癌発覚と同時に妻は毎日、日記を

書いてました。

闘病中の妻の思いをノートの記述を

通して紹介したいと思います。

(基本、原文のままです。一部、省略した部分もあります)

ちなみに、私がこのノートを読んだのは、

妻が旅立った日の夜。

一晩中、寝ないで妻の隣で読みふけりました・・・

本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本

 

      本日、とりあえず退院。また、木曜日に入院予定。

      次回の化学療法まで、おとなしくしていよう。

 

      イオンの買い物、少し行っただけだが脚力弱っており

      なんか疲れた。

 

      家も光一とお父さんの世界ができており、長い入院生活

      だったんだと・・・。

      なんか違う家に来たみたい。

      物の位置も変わってるし。

      こうやって私がいない生活があたりまえになっていくん

      だろうナ~。

      

      光一は、私が家にいて・・・とても、はしゃいでいた。

      光一がいると声も大きく出る。やはり、スイッチが入る。

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             (解説)

     ・家も光一とお父さんの世界ができており、長い入院生活

      だったんだと・・・。

      なんか違う家に来たみたい。

      ⇒ 約2か月にわたる年越し入院だった。

        妻の帰宅前には掃除して布団を干して、迎える準備を

        していた。が、病院に面会に行くのが生活の一部になって

        いて、お互いに何かしっくりこない感じがした。

        少し、妻は寂しかっただろうと思う。

 

      ・光一は、私が家にいて・・・とても、はしゃいでいた。

      ⇒ 息子は妻が帰宅して、うれしかった様子。いつもより

        はしゃいで甘えたりしていた、が、妻は肝臓を気遣い

        息子にあまり纏わりつかないように言っていた。。。