2018年12月、妻に癌が見つかり
長く短い闘病生活が始まりました。
癌発覚と同時に妻は毎日、日記を
書いてました。
闘病中の妻の思いをノートの記述を
通して紹介したいと思います。
(基本、原文のままです。一部、省略した部分もあります)
ちなみに、私がこのノートを読んだのは、妻が旅立った日の夜。一晩中、寝ないで妻の隣で読みふけりました・・・
本日は腹エコー、PMよりある予定。そしてMRIも、もしかしたらあるかも?
昨日、夕方より食事開始される。昨夕の流動食は正直ジュース以外、美味しいとは
言えなかった。しかし、苦手なゼリーもお腹空いていると食べれる
朝食は味噌汁の中にポテト。美味い。3分粥こんなもんか。豆腐の煮たの
めっちゃ美味い。しょうゆ味 久しぶりのせいか?
肝臓に腫瘍という爆弾をかかえ、いつまでご飯が美味しいと思えるのだろう?
こんなことなら、もっと美味しいもの食べておけばよかったナ~。
一時期60㌔越えし、これはいかんと光一の食事に悩むことも
ストレスになっていて自分の食べたい物と光一の好みが合わないこともあり
もう夕食は自分は食べない生活をしていたから・・・
ロクなもの食べてなかったナ~。
朝はトースト、目玉焼き、キャベツ、ヨーグルト、カフェインレスコーヒー。
仕事がある時は15~16:00頃、テキトーに、その辺のお店に寄って
焼きそば食べたりスパゲティー食べたり・・夜、少しお腹がすいたら
バナナやみかん。。
夫君も仕事から帰る途中、お惣菜買ってビール飲んでつまんでいる。
身体大丈夫かな?
まあ、私が言えたことじゃないネ。夫の方がずっと自己管理している。
血圧で定期受診しているし、毎日まじめに血圧測定している。
PM~病院の同僚Mさんが面会に来てくれる予定。ありがたいことだ。
同じ曜日の仕事仲間としてアホなこと言いながら仕事して。
Mさん、数年前に小脳の病気になっているから、どちらかといえば
私の方がMさんに健康管理のこと、やいやい言っていた。
本当、はずかしいナ~。自分自身、まったく自己管理できてない。
MさんPM2:30頃 来院。光一へのお菓子、私にはレッグウォーマー
買ってきてくれありがたい。病棟も相変わらず、人手不足、1月から
異動と大変そう。でも、いつもと変わらないMさんでホッとした。
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(解説)
・入院以来、絶食状態だったが、この日から食事再開した。
やはり経口での栄養摂取は人にとって大事なことだ。